ゲイリー・ラッセル「ワシル・ロマチェンコ戦は実力を解き放つ勇姿を見てほしい」
全勝のスーパースター候補は、アマチュア最強のスーパースターを撃破できるでしょうか?WBO世界フェザー級ランキング1位のゲイリー・ラッセルが6月21日(日本時間6月22日)に対戦する五輪2連覇の実績を誇るワシル・ロマチェンコのキャリアをリスペクトしながら、高らかに勝利を宣言です!
「6月21日は待ちに待った日だね。世界中のボクシングファンや関係者に才能をアピールできる瞬間を心から楽しみにしているんだ。オリンピックを2連覇したロマチェンコの実績は高く評価しているけど、私を目の前にアマチュア時代のようなボクシングができるとは思えないね」
「ロマチェンコは、実力を解き放った私を目の前にして、過去に戦ったボクサーと格が違うことを実感するはずだよ。プロデビューから5年、世界チャンピオンになる準備を積み重ねてきたんだ。ロマチェンコ戦は、レベルの違いを見せつけて、世界タイトルを獲得するよ」
【因縁の王座決定戦!ゲイリー・ラッセル対ワシル・ロマチェンコのプロモです】
WBO世界フェザー級ランキング1位のゲイリー・ラッセルはサウスポーのテクニシャン。2008年に開催された北京オリンピックのアメリカ代表に選ばれましたが、体調不良で試合に出場することができませんでした。しかし、プロ転向後は全勝の快進撃を続け、ワシル・ロマチェンコと拳を交えるWBO世界フェザー級王座決定戦で、悲願の世界タイトル奪取を狙います。
一方、ワシル・ロマチェンコは、北京、ロンドンで2大会連続の金メダルを獲得した「アマチュア最強のスーパースター」。プロ転向2戦目で、オルランド・サリドが持つWBO世界フェザー級タイトルを挑戦しますが、12ラウンド判定負けを喫し、世界タイトル奪取の最短記録を更新することはできませんでした。オルランド・サリドが体重超過でリングに上がる不運は気の毒でしたね。
ゲイリー・ラッセルは、ワシル・ロマチェンコを強烈に意識していて、インタビューや記者会見のたびに「レベルの違いを見せつける」と宣言しています。同じアマチュア出身のサウスポーで、オリンピックを2連覇したワシル・ロマチェンコに興味が集中することが気に入らないのかな?ワシル・ロマチェンコが冷静なので、ゲイリー・ラッセルの気合いが突き抜けている印象です。
プロ転向後、世界タイトルを獲得する準備に5年の月日を費やしたゲイリー・ラッセル。プロ転向3戦目で再び世界タイトル奪取を狙うワシル・ロマチェンコ。プロ転向後、正反対の道のりを歩む両雄の激突は、どんなエンディングを迎えるのでしょうか?ゲイリー・ラッセルがどんな作戦で距離を詰めて、ワシル・ロマチェンコにパンチを当てようとするか、めっちゃ楽しみです!