激闘必至!バーメイン・スティバーンとデオンテイ・ワイルダーが2015年1月に激突へ
KO必至のヘビー級バトルです!WBC世界ヘビー級チャンピオンのバーメイン・スティバーンが2015年1月17日(日本時間1月18日)にアメリカのラスベガスに乗り込み、全勝全KOのパーフェクトレコードを誇るランキング1位のデオンテイ・ワイルダーと対戦することが発表されました。
よいしょ!バーメイン・スティバーン対デオンテイ・ワイルダーはWBCタイトルをかけた頂上対決であると同時に「クリチコ時代」に終止符を打つための「選ばれしチャレンジャー」を決める大一番です。ヘビー級の「もうひとつの覇権争い」がついに実現しますね。めっちゃうれしいなあ。
カナダを主戦場にするチャンピオンのバーメイン・スティバーンは、パワーとテクニックを兼ね備えたヘビー級を代表する、うまくて強いボクサーです。柔らかいブロッキングで相手の攻撃を吸収しながら、チャンスが来ると、強烈なパンチをパンチを叩き込んで、一気に主導権を引き寄せます。見た目は「ずんぐりむっくり系ファイター」ですが、テクニックのあるハードパンチャーですね。
【ファン待望のヘビー級バトル!挑戦者は全勝全KOのデオンテイ・ワイルダーです】
一方、全勝全KOの完璧なレコードを誇るデオンテイ・ワイルダーは、アメリカ期待の「ヘビー級の救世主」です。鉄壁のブロックで相手の攻撃をシャットアウトし、強烈な右ストレートで試合を終わらせてしまう典型的なワンパンチKOアーティストですね。初の世界タイトル挑戦で、悲願のヘビー級タイトルを奪取することができるでしょうか?
バーメイン・スティバーンとデオンテイ・ワイルダーはどちらも強打者ですが、距離が全く違うので、まずは「戦う距離」がポイントになりそうです。中間距離から右ストレートを打ち込む懐の深いデオンテイ・ワイルダーに対して、バーメイン・スティバーンがどんな作戦で懐へ飛び込み、左右のフックを叩き込むのか、いやー、想像するだけでめっちゃ楽しいなあ。
個人的に「戦う距離」に加えて「両雄のブロッキング」にも注目したいです。バーメイン・スティバーンとデオンテイ・ワイルダーはどちらも独特なガードを使うボクサーで、ブロッキングがうまいタイプに分類されると思います。バーメイン・スティバーンは柔らかいブロッキング、デオンテイ・ワイルダーはガッチリしたブロッキングでパンチを受け止めます。
逆に言うと、どちらも打たせずに勝ってきたタイプです。昔ながらのタフネスで勝負するヘビー級ボクサーじゃないので「ガードを突破されると、一瞬で終わっちゃうかも」というドキドキ感がたまりません!バーメイン・スティバーンもデオンテイ・ワイルダーもめちゃくちゃパンチが強いので、クリーンヒットしたら、どちらも立っていられないと思うんですよ。
激闘必至の北米ヘビー級バトル。カナダから乗り込むチャンピオンのバーメイン・スティバーンが防衛に成功し、会場を沈黙させるのでしょうか?それとも、アメリカ期待のデオンテイ・ワイルダーがタイトルを奪取し、ベルトを掲げるのでしょうか?めちゃめちゃ楽しみだなあ。