さらなる王座統一戦!ニコラス・ウォータース対ワシル・ロマチェンコが実現か?
フェザー級の王座統一が一気に加速しそうな雰囲気です!WBA世界フェザー級チャンピオンのニコラス・ウォータースとWBOチャンピオンのワシル・ロマチェンコの両陣営が2015年に王座統一戦を実現したい意向を表明。ハードパンチャーのニコラス・ウォータース対テクニシャンのワシル・ロマチェンコの王座統一戦が実現するかもしれません。
いやー、すばらしいマッチメイクじゃないですか!王座統一戦はめちゃめちゃわかりやすい頂上対決なので大好きです!フェザー級最強の拳と並はずれた身体能力を誇るニコラス・ウォータース。抜群のクイックネスと圧巻のテクニックを誇るワシル・ロマチェンコ。異なる特徴を持つ2人のチャンピオンが王座統一をかけて激突する試合を見てみたいです。
WBAチャンピオンのニコラス・ウォータースは2014年10月にWBAスーパーチャンピオンだったノニト・ドネアに6ラウンドKO勝ちを飾り、王座統一に成功しました。ワシル・ロマチェンコ陣営は、ニコラス・ウォータース対ノニト・ドネアの王座統一戦が行われる前から「勝者と対戦したい。ぜひ王座統一戦をして、フェザー級最強を決めよう」と猛アピールしていました。
【ニコラス・ウォータースはオルランド・サリドより戦いやすい?】
試合後、ニコラス・ウォータースは「チャンスを与えてくれたドネアに心から感謝したい。次の試合?私は誰とでも戦うよ。楽な防衛戦を続けることは、私を応援してくれるファンに対してもドネアに対しても失礼だからね。偉大なドネアのように、チャンピオンは最も強く、最も勇敢であるべきだ」と力強く宣言し、陣営も「ロマチェンコ?何の問題もないよ」とコメントしています。
WBOチャンピオンのワシル・ロマチェンコは11月22日(日本時間11月23日)にマニー・パッキャオ対クリス・アルジェリのアンダーカードに登場し、防衛戦を行うことが決まっているので、勝利が絶対条件になりますが、ワシル・ロマチェンコが防衛戦をクリアすれば、話がトントン拍子でまとまるかもしれませんね。ニコラス・ウォータース対ワシル・ロマチェンコは絶対に観戦したいなあ。
直感は「ロマチェンコのスピードとテクニックが、ウォータースのパワーとフィジカルの強さを上回るかな?」です。でも、ニコラス・ウォータースが前半にワシル・ロマチェンコのスタミナを削ることができれば、後半に失速したところを捕まえて逆転するイメージも浮かびます。開催時期の気温、屋内か屋外かの微妙な要素も勝敗に少なからず影響するかもしれませんね。
いずれにしても、試合の展開を想像するだけでめちゃめちゃ楽しいカードなので、ぜひ実現してほしいです!そんなこんなで、11月のワシル・ロマチェンコ対チョンラターン・ピリヤピンヨーは目が離せませんね。マニー・パッキャオ対クリス・アルジェリも将来のビッグマッチを左右する大一番です。11月も「次のビッグマッチ」につながるマッチメイクの連続ですね。楽しみだなあ。