スーパーフライ級10回戦
3階級制覇チャンピオン | ローマン・ゴンサレス(ニカラグア) 戦績:41戦全勝35KO |
メキシコ同級 | バレンティン・レオン(メキシコ) 戦績:69戦38勝21KO28敗3分 |
ローマン・ゴンサレス対バレンティン・レオンの試合内容
WBC世界フライ級チャンピオンのローマン・ゴンサレスが、母国ニカラグアで、ベテランのバレンティン・レオンと激突するスーパーフライ級ノンタイトルマッチ。ローマン・ゴンサレスはファン待望の凱旋(がいせん)試合で、KO勝利を飾ることができるでしょうか?
試合は、ローマン・ゴンサレスが立ち上がりからプレッシャーをかけ、バレンティン・レオンが左右のフックで応戦する展開で始まります。ローマン・ゴンサレスは、顔面とボディへパンチを打ち分けながら、いきなり倒しにいっている印象です。手数が多くて、パンチも重いですね。
2ラウンドに入ると、ローマン・ゴンサレスがプレッシャーを強めます。手数を増やして、パンチを強振しています。一方、バレンティン・レオンはプレッシャーを感じながらも力強いフックで応戦。お互いが体重を乗せたパンチを打ち込む打撃戦になってきました。
「ゴンサレスがいつもより強めに倒しにいってるね。凱旋試合だからかな?レオンがロープを背負う時間が増えてきたね」と思っていると、2ラウンド終了間際、ローマン・ゴンサレスが右ストレートを顔面へ叩き込み、バレンティン・レオンからダウンを奪います。
ダウンから立ち上がったバレンティン・レオンですが、ダメージはめっちゃ深そうです。総攻撃に耐え切れなくなったところへ、ローマン・ゴンサレスの右ストレートが飛んできましたね。3ラウンドに入ると、ダウンを奪われたバレンティン・レオンが勝負に出ます。
「さすがはベテラン。力が残っている状況で、何とか左右のフックを当てたいなあ」とあきらめないバレンティン・レオンに拍手を送る管理人。しかし、ローマン・ゴンサレスが多彩な角度からパンチを連打し、3ラウンド残り50秒、バレンティン・レオンが再びダウンしてしまいます。
何とか立ち上がったバレンティン・レオンですが、最後は、ローマン・ゴンサレスがバレンティン・レオンをロープへ詰め、連打を浴びせたところで、レフェリーが試合をストップ。ローマン・ゴンサレスがバレンティン・レオンに3ラウンドTKO勝ちを飾りました。
ローマン・ゴンサレスがバレンティン・レオンを立ち上がりから圧倒し、地元ファンにKO勝利をプレゼントしましたね。スーパーフライ級のノンタイトルマッチだったせいか、ローマン・ゴンサレスの動きにいつものキレがなかった気がしましたが、あっさりとパワーで押し切っちゃいました。
やっぱり強いなあ。本来の階級で戦う5月の防衛戦が今から楽しみです!
ローマン・ゴンサレス対バレンティン・レオンの試合結果
試合結果 | ローマン・ゴンサレスの3ラウンドTKO勝ち。 |