アンディ・リーがビリー・ジョー・ソーンダースと9月にアイルランドで対戦へ
待望の凱旋(がいせん)防衛戦です!WBO世界ミドル級チャンピオンのアンディ・リーが9月19日(日本時間9月20日)に母国アイルランドに全勝のビリー・ジョー・ソーンダースを迎えて2度目の防衛戦を行うことが発表されました。アンディ・リーの真価が試される防衛戦です!
おおお!激闘の予感をビンビンに感じる楽しみなマッチメイクですね。WBO世界ミドル級チャンピオンに君臨するアンディ・リーは、タフな長身のサウスポー。2014年12月、空位のWBO世界ミドル級タイトルをかけて、全勝のマット・コロボフと激突し、前評判の高かったマット・コロボフに6ラウンドTKO勝ちで悲願の世界タイトルを獲得しました。
さらに、2015年4月に開催された初防衛戦で、前チャンピオンのピーター・クイリンと対戦。1ラウンドと3ラウンドにダウンを奪われたアンディ・リーですが、持ち味のねばり強いボクシングで盛り返し、引き分けで初防衛に成功。序盤のダメージをチェックする限り「リー、きびしいなあ」と思ったのですが、7ラウンドにダウンを奪い返す、信じられない反撃でしたね。
【倒し倒されの名勝負!アンディ・リー対ピーター・クイリンのハイライトです】
一方、初の世界タイトル挑戦となるビリー・ジョー・ソーンダースはイギリス期待の全勝ホープ。アンディ・リーと同じサウスポーで、ディフェンスを大事にしながら、チャンスになると、パンチをまとめる負けん気の強いボクサーです。WBA暫定チャンピオンのクリス・ユーバンク・ジュニアに初黒星をつけたボクサーが、ビリー・ジョー・ソーンダースです。めっちゃ接戦でしたね。
両雄のボクシングを考えると、まずは相手のパンチを警戒しながら戦うと思います。ただ、アンディ・リーもビリー・ジョー・ソーンダースも負けん気がめっちゃ強いので、どちらかのパンチが入ると、一気にヒートアップしそうな「キケンな雰囲気」がたまりませんね。しかも、開催地がアイルランドです。めちゃめちゃ熱い激闘になりそうな条件がそろっていますね。
個人的には「ソーンダースが連打しようとした瞬間が勝負になるかも。ソーンダースは体が流れちゃうときがあるんで、リーの右フックがカウンターで当たりそうなイメージはあるよ。逆に、ソーンダースが左ストレートから右フックをクリーンヒットさせる展開もありそうだね。経験と開催地を踏まえると、リーが有利だと思うけど、予想が難しいなあ」とめっちゃ楽しみにしています!
逆転の右フックを武器に逆境を乗り越えてきたアンディ・リーが母国アイルランドのファンに凱旋勝利をプレゼントするのでしょうか?それとも、悲願の世界タイトル奪取に燃えるビリー・ジョー・ソーンダースが全勝の勢いを見せつけるのでしょうか?31歳のアンディ・リーが25歳のビリー・ジョー・ソーンダースの挑戦を受ける激闘必至のサウスポー対決です!