次戦は5月!ワシル・ロマチェンコがガマリエル・ロドリゲスと防衛戦へ
世界中のファンが注目するアンダーカードに登場です!北京とロンドンのオリンピックで2大会連続の金メダルを獲得したWBO世界フェザー級チャンピオンのワシル・ロマチェンコが5月2日(日本時間5月3日)にガマリエル・ロドリゲスと防衛戦を行うことが発表されました。
5月2日と言えば、5階級制覇チャンピオンのフロイド・メイウェザーと6階級制覇チャンピオンのマニー・パッキャオが激突するボクシング史上最大のイベントが開催される記念日です。フロイド・メイウェザーはプレスツアーで「世界の時間が止まる1日になるぜ」と宣言していました。
アンダーカードに登場するボクサーの注目度も高く「誰がアンダーカードで試合をするんだろう?」と世界中のファンが楽しみにしています。まずドリームチケットを手にしたボクサーは、オリンピック2連覇の実績を誇るワシル・ロマチェンコでした。アメリカ人やメキシコ人の人気ボクサーではなく、ウクライナ出身のワシル・ロマチェンコですよ。しかも、軽量級じゃないですか!
【ワシル・ロマチェンコはガマリエル・ロドリゲス戦で存在感を示せるか?】
ワシル・ロマチェンコとガマリエル・ロドリゲスのスタイルと相性を考えると、ワシル・ロマチェンコの有利は動かない気がします。ガマリエル・ロドリゲスも強いのですが、ワシル・ロマチェンコの勝利を前提にして、めちゃくちゃ興味深いポイントは「アマチュア最強と呼ばれたロマチェンコがプロの大舞台でどんなメッセージを伝えるようとするんだろう?」です。
ワシル・ロマチェンコのプロの戦績は4戦3勝1敗。プロ3戦目の世界タイトル奪取は、ボクシング史上最短タイ記録です。ワシル・ロマチェンコもまた、フロイド・メイウェザーと並ぶ「天才」ですね。しかも、ボクシングのスタイルも気持ちの強さもすごくプロ向きだと思うんですよ。試合運びはめちゃくちゃ冷静なんですけど「負けず嫌いだなあ」って伝わってきますもんね。
そんなわけで、素人ファンは「ロマチェンコは間違いなくKOを狙うだろうなあ。ニコラス・ウォータースとギジェルモ・リゴンドーの両方に勝てるボクサーは、ロマチェンコしかいないと思うんで、世界が注目する究極のアンダーカードで強烈な存在感を放ってほしい!」と期待しています。軽量級の人気が少し落ちてきているので、起爆剤になってほしいなあ。