交渉の行方は?フロイド・メイウェザーがマニー・パッキャオ戦の合意を否定
ドリームマッチの交渉がデッドラインを通過です!6階級制覇チャンピオンのマニー・パッキャオが指定した「交渉のデッドライン」1月31日。アメリカのメディアは「世紀の対決が正式決定」とめちゃめちゃ盛り上がりましたが、5階級制覇チャンピオンのフロイド・メイウェザーが「合意してないよ」とヒートアップした報道を一蹴しました!
いやー、ものすごい盛り上がりでしたね!アメリカのセレブ系ゴシップサイトが「ニュース速報」として「独占スクープ!メイウェザー対パッキャオが正式決定」と発表し、大手メディアが参入する情報戦へ突入。マニー・パッキャオが「私はすでに契約書にサインをした。1月中にサインしてほしい」とフロイド・メイウェザーに要求していたことから、1月最後の週末は大盛り上がりでした。
ところがどっこい、蓋(ふた)を開けてみると、フロイド・メイウェザーのサインが書かれた契約書はなし。ゴシップサイトのフライング発表でしたね。でも、最後は、お得意の「メイウェザー劇場」で幕を閉じ、話題をドーンと呼び込むことに成功しました。おかげで「正式発表の絶好のチャンスじゃない?大きな課題は、あと2つ。お願い!クリアして!」とテンションが急上昇です!
【ボクシング界の王様!メイウェザーはプライベートジェットで旅行中です】
1月28日(日本時間1月29日)両陣営の関係者とテレビ局の関係者が集まり、フロイド・メイウェザー対マニー・パッキャオのドリームマッチの実現に向けた話し合いを開催。フロイド・メイウェザーが「オレと同じファイトマネーで戦えるボクサーは地球上に存在しない」と豪語した注目の分配率は、フロイド・メイウェザー6割、マニー・パッキャオ4割で決着しました。
残る大きな課題は「ShowtimeとHBOの共同中継」と「ボクシング界の王様のご機嫌」。実質的な課題は「ShowtimeとHBOの共同中継」だけで、話し合いが順調に進んでいるようです。マニー・パッキャオが希望した「1月中の合意」は実現しませんでしたが、交渉は継続中で「ブラボー!メイウェザーのご機嫌さえ傾かなければ、合意に達する雰囲気だよ」と正式発表を心待ちにしています。
ボクシングファンの皆さんがご存知のように、フロイド・メイウェザーは「オレ様がルール」のセレブリティです。そんなわけで、もし契約が合意に達したら、たとえマニー・パッキャオが相手でも「メイウェザーがツイッターで発表するんじゃないかな?おいしいところを譲るなんて思えないもん。誕生日の2月24日が新しいデッドラインになりそうだね」と予想しています。
おしまいに、フロイド・メイウェザー対マニー・パッキャオの交渉が決裂した場合、フロイド・メイウェザーはミゲール・コット、マニー・パッキャオはアミール・カーンと対戦することが濃厚です。両陣営が「バックアップのプランB」の可能性を認めていますが、ファン目線で言うと「プランB」はいらないですね。2015年こそ究極のドリームマッチの実現を!