夢のヘビー級バトル!デオンテイ・ワイルダー対ウラディミール・クリチコの実現は?
避けられない宿命の対決となるのでしょうか?WBC世界ヘビー級チャンピオンのデオンテイ・ワイルダーがテレビのインタビューに応じ「ヘビー級最強」の称号をほしいままにする3団体統一チャンピオンのウラディミール・クリチコと2016年に対戦したい意向を表明しました。
「ボクシング関係者やファンなら、クリチコが特別な存在だってことは誰でも知っているよ。つまらないと揶揄(やゆ)する声もあるけど、安全な試合運びは技術の裏返しだろ?ヘビー級で最も勝ち方を知っているボクサーがクリチコだね。一発が命取りになるヘビー級で、頭脳的に戦うことは見た目よりずっと大変な作業だ。10年以上チャンピオンであり続けている偉大なボクサーだよ」
「王座統一戦?喜んで戦うよ。アメリカ人のヘビー級統一チャンピオンが久しぶりに誕生する瞬間をみんなも見たいだろ?ただ、クリアすべき課題がたくさんあるから、もう少し時間が必要だろうね。でも、ファンのみんなの後押しがあれば、メガマッチを実現できることが証明されたよね?2015年は無理かもしれないけど、2016年に実現できたら、うれしいよ」
【Photo:Showtime】
すばらしい!デオンテイ・ワイルダー対ウラディミール・クリチコの実現へ向けて、放送局の問題をはじめ、クリアすべき課題はたくさんあるわけですが、デオンテイ・ワイルダー本人が「王座統一戦をしよう。ファンのみんなも期待してくれたら、どんな困難もクリアできるよ」と口に出して言ってくれたことが本当にうれしいです。世界中を巻き込んで実現してほしいなあ。
全勝の快進撃を続けるデオンテイ・ワイルダーは6月13日(日本時間6月14日)にエリック・モリナを故郷に迎えてWBC世界ヘビー級タイトルの初防衛戦を行うことが決まっています。さらに、デオンテイ・ワイルダーが「2015年は3試合リングへ上がりたい」と公言していることから、エリック・モリナ戦をクリアすれば、年内にもう1試合、防衛戦が行われる予定です。
デオンテイ・ワイルダー対ウラディミール・クリチコに関して言うと、管理人の周りは「まだ早い」と「今すぐ実現すべき」という意見に思いきり分かれています。正解があるわけじゃないんですけど、個人的には「全勝のワイルダーが勢いそのままに怖いもの知らずで戦ったほうがおもしろいんじゃないかな?できるだけ早いタイミングで実現してほしいなあ」と期待しています。
なお、WBCの次の挑戦者は、元世界チャンピオンのアレクサンデル・ポベトキンに決定しています。仮に、デオンテイ・ワイルダーがアレクサンデル・ポベトキンと対戦して、苦戦したり、弱点を露呈(ろてい)したりして、勢いが落ちちゃうと、すごく嫌なので「誰と戦っても負ける気がしないタイミングで、ドーンとクリチコにぶつかってほしいなあ」と願っています。
いずれにしても、デオンテイ・ワイルダーが王座統一戦を実現したいとはっきりと口にしたことやウラディミール・クリチコが久しぶりにアメリカで防衛戦を行ったことを考えると、近い将来、実現する方向へ進みそうで、めっちゃうれしいなあ。「右ストレートを当てたボクサーが4団体統一チャンピオンだよ」と考えるだけでテンションが上がる王座統一戦です!
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