カーミット・シントロンとアントニオ・マルガリートの戦績
チャンピオン | カーミット・シントロン(プエルトリコ) 戦績:30戦29勝27KO1敗 |
挑戦者 | アントニオ・マルガリート(メキシコ) 戦績:41戦35勝25KO5敗1無効試合 |
管理人の予想はアントニオ・マルガリートの判定勝ち
ついに実現しましたね!カーミット・シントロン対アントニオ・マルガリートのリマッチ(再戦)です。シントロンとマルガリートが初めて戦ったのが今から3年前。WBO世界ウェルター王座統一戦で対決した両者ですが、当時は正チャンピオンのマルガリートが暫定チャンピオンのシントロンに圧勝し、マルガリートの強さばかりが目立つ結果になりました。
あれから3年の月日が流れ、マルガリートはポール・ウィリアムスに破れて現在無冠。一方、シントロンはIBF世界ウェルター級タイトルを獲得し、防衛を重ねています。今回の再戦はチャンピオン、シントロンに挑戦者のマルガリートが挑戦するという図式ですが、シントロンにとってマルガリートはプロ唯一の黒星を付けられた相手で、ぜひともリベンジしたいでしょうから、思い入れが強いのはむしろチャンピオンのシントロンではないでしょうか?
さて、今回のリターンマッチですが、管理人はマルガリートの判定勝ちを予想します。一発一発のパンチの威力はチャンピオン、シントロンのほうがあると思いますが、やはり総合力はマルガリートのほうが一枚上手でしょう。マルガリートはシントロンと違って一発KO型のファイターではありませんが、コツコツと連打を積み重ねることができるスタミナと相手のパンチに耐えうるタフネスを兼ね備えています。シントロンにとって最もやりにくい相手がマルガリートなんですね。
試合のポイントは両者が打ち合う距離です。中距離の打ち合いが続けば、シントロンが有利だと思いますが、おそらく接近戦の打ち合いとなるはずなので、より接近戦に強いマルガリートに分がありそうです。接近戦でコツコツと上下にパンチを打ち分け、マルガリートが判定勝ちしそうな気がしますが、シントロンの強打が炸裂し、3年越しのリベンジを果たすことができるのか?結果はいかに?