ウラディミール・クリチコとハシム・ラクマンの戦績
チャンピオン | ウラディミール・クリチコ(ウクライナ) 戦績:54戦51勝45KO3敗 |
挑戦者 | ハシム・ラクマン(アメリカ) 戦績:54戦45勝36KO6敗2分1無判定 |
管理人の予想はウラディミール・クリチコのKO勝ち
IBF・WBO世界ヘビー級チャンピオンのウラディミール・クリチコに、元チャンピオンの強打者、ハシム・ラクマンが挑戦する2008年最後のビッグマッチです。ヘビー級の強打者同士の対決で、KO決着の期待が高まりますね。
チャンピオンのウラディミール・クリチコは言わずと知れたヘビー級のエース。WBCチャンピオン、ビタリ・クリチコの実弟で、2メートルを超える長身から打ち下ろす右ストレートは破壊力抜群です。何度となく、得意の右ストレートで挑戦者を沈めてきたハードパンチャーですね。兄弟チャンピオンのまま、新年を迎えるため、負けられない一戦です。
今回、ウラディミール・クリチコと対戦するのはアメリカ出身のハシム・ラクマン。最近、ウラディミール・クリチコが対戦したボクサーと比較して、最も怖い挑戦者ではないでしょうか?なぜなら、ハシム・ラクマンには試合を一発で終わらせるパンチがあるからです。どちらかと言うと、「上手いボクサー」と防衛戦を重ねてきたウラディミール・クリチコにとっては嫌な挑戦者ですね。
管理人が考える試合のポイントは「ウラディミール・クリチコの右ストレート」です。いつものように左ジャブを連打し、相手が入ってくるタイミングで右ストレートを打つことができれば、たとえウラディミール・クリチコのパンチが当たらなくても、ハシム・ラクマンに恐怖心を与え、一方的な試合展開になるような気がします。
逆に、ウラディミール・クリチコが左ジャブだけで戦おうとすると、ハシム・ラクマンにチャンスが出てくるでしょう。ハシム・ラクマンは、ウラディミール・クリチコの左ジャブをブロックし、懐に入るだけの技術と経験を持っていますからね。懐に入れれば、レノックス・ルイスを一撃で沈めたハシム・ラクマンの右が火を噴くかもしれません。波乱続きの2008年を締めくくるビッグマッチを制するのはウラディミール・クリチコか?ハシム・ラクマンか?楽しみですね。
テレビ放送日時 | 2008年12月15日(月)午後8時からWOWOWでOA |