クリントン・ウッズとアントニオ・ターバーの戦績
チャンピオン | クリントン・ウッズ(イギリス) 戦績:45戦41勝25KO3敗1分 |
挑戦者 | アントニオ・ターバー(アメリカ) 戦績:30戦26勝19KO4敗 |
管理人の予想はクリントンウッズの判定勝ち
IBF世界ライトヘビー級チャンピオン、クリントン・ウッズにアントニオ・ターバーが挑戦するベテラン同士のタイトルマッチ。チャンピオンのウッズと挑戦者のターバーともに好戦的なボクサーですが、ボクシングスタイルは対照的です。
体力と手数で相手を圧倒するファイタータイプのウッズに対して、ターバーは自分の距離を大事に戦うテクニシャンと言えます。また、連打で相手にダメージを与えるウッズに対して、ターバーはタイミングで相手を沈めるパンチを得意としています。実績だけを比較すると、チャンピオンのウッズより、やはり利ロイ・ジョーンズに2度勝っているターバーのほうが格上だと思いますが、管理人はスタミナで上回るウッズが若干有利だと予想します。
試合は前半ターバー、後半ウッズのペースで進むのではないでしょうか。かなりの接戦になると予想しますが、チャンピオンのウッズがスタミナに不安を抱えるターバーを前半から慌てさせることができれば、ウッズの一方的な展開になるかもしれません。逆に、ターバーが長いリーチを活かしてウッズのパンチが届かない距離で戦うことができれば、ターバーの一方的な展開になると思います。
試合のポイントは両者のスタミナ配分。試合が進むにつれて、スタミナに不安を抱えるターバーが「省エネ作戦」に切り替えるでしょうから、ウッズは序盤でポイントを失うことなく、接戦に持ち込み、後半勝負といきたいところです。ベテラン同士の駆け引きが楽しみな一戦ですね。