管理人の予想はアンドレ・ベルトの判定勝ち
4階級制覇チャンピオンのロバート・ゲレロと復活をかけるアンドレ・ベルトが激突する持つWBC暫定世界ウェルター級タイトルマッチが直前に迫ってきました!テクニックのロバート・ゲレロ対スピードとパワーのアンドレ・ベルトが対戦する大一番ですね。
さて、試合予想ですが、管理人はアンドレ・ベルトの判定勝ちを予想しています。アンドレ・ベルトがスピードと手数で主導権を握り、そのまま逃げ切る展開が頭に浮かびます。アンドレ・ベルトの身体能力がロバート・ゲレロの頭脳を上回ると予想しています。
勝負のポイントは、スピードの一言に尽きると思います。素人の意見で恐縮ですが、ロバート・ゲレロとアンドレ・ベルトを比較すると、判断のスピードはロバート・ゲレロ、パンチと動きのスピードはアンドレ・ベルトが一枚上手だと考えています。
チャンピオンのロバート・ゲレロは攻防兼備で、しかも頭脳的なサウスポーですが、身体能力で勝負するタイプではないので、1年2か月ぶりの復帰戦となるアンドレ・ベルトのスピードとスタミナが戻っていれば、試合をコントロールできる可能性は高くなると思います。
一方、チャンピオンのロバート・ゲレロが防衛に成功するなら、前半の6ラウンドをイーブン以上で乗り切ることが条件になると考えています。おそらく、ロバート・ゲレロは中間距離を保ちながら、アンドレ・ベルトが飛び込んできたところへカウンターを打ち込む作戦を実行してくると思います。
ただ、カウンター狙いのボクシングに徹してしまうと、序盤で大きくポイントを失ってしまう可能性があるので、回転の速いワンツーを中心に、自分から攻撃を仕掛けることも忘れず、攻撃のリズムを大切に戦いたいですね。
ロバート・ゲレロが、復帰戦となるアンドレ・ベルトに気持ちよくボクシングをさせない展開に持ち込むことができれば、アンドレ・ベルトが空回る可能性だけでなく、カウンターでリングに沈む可能性もあると思います。
逆に、アンドレ・ベルトが序盤から主導権を握る展開になると、ロバート・ゲレロはかなり苦しくなりそうな気がします。ロバート・ゲレロのディフェンス能力を考えると「さすがのベルトも倒し切ることは難しいかな?」と思うのですが、KOのチャンスが出てくるかもしれませんね。
いずれにしても、接戦に持ち込めば持ち込むほど、ロバート・ゲレロの頭脳的なボクシングが生きてくることは間違いないので、序盤の攻防がカギになりそうです。ロバート・ゲレロがどうやってアンドレ・ベルトの強打とスピードを封じ込めようとするのかに注目して、試合を楽しみたいと思います。
まもなく激突の瞬間を迎えようとしているロバート・ゲレロ対アンドレ・ベルトのビッグマッチ。4階級制覇の実績を誇るロバート・ゲレロの防衛か?復活の勝利を目指すアンドレ・ベルトの王座返り咲きか?テクニック対スピードの対決は11月24日(日本時間11月25日)決戦のゴングです!