管理人の予想はエイドリアン・ブローナーのKO勝ち
全勝の快進撃を続けるWBC世界ライト級チャンピオンのエイドリアン・ブローナーがイギリスのタフなギャビン・リースと激突する初防衛戦が直前に迫ってきました!試合前から激しい言い争いをしている両者。いろんな意味で楽しみな対決ですね。
さてさて、試合予想ですが、管理人はエイドリアン・ブローナーのKO勝ちを予想します。一撃でノックアウトするのではなく、終盤に連打でレフェリーストップを呼び込むパターンが頭に浮かんでいます。
エイドリアン・ブローナー対ギャビン・リースで最も注目したいポイントが「ギャビン・リースの戦術」です。ギャビン・リースと言えば、馬力で主導権を奪い取るタイプのめちゃめちゃタフなファイター。真っ向勝負が代名詞です。
ところが、エイドリアン・ブローナー戦を控えた記者会見で「アウトボクシングも考えているんだ」とコメントしていました。一瞬「およよ?」と驚いてしまいましたが、「この発言は心理戦の一種で、本番は真っ向勝負を挑むんじゃないかな?」と思っています。
【Photo:The Ring Magazine】
正直なところ、ギャビン・リースがアウトボクシングをしてエイドリアン・ブローナーに勝つ姿が浮かばないので、やっぱりインサイドで勝負してほしいです。
ギャビン・リースは、苦しいときにものすごく頑張れるタフなボクサーなので、序盤のダメージを最小限に抑えることができれば、後半、ドラマが待っているかもしれませんね。序盤のダメージを最小限に抑えられるかどうかがカギになりそうです。
個人的に、エイドリアン・ブローナーが、ギャビン・リースのようなタフであきらめないタイプのファイターと対戦する日を楽しみにしていました。
理由は「序盤で打ち疲れた場合、中盤以降で失速するタイプなのかな?それとも、立て直せるタイプなのかな?」を知ることができる絶好の対戦相手だからです。
素人目線ですが、2階級制覇を成し遂げたアントニオ・デマルコ戦のエイドリアン・ブローナーは、中盤、打ち疲れた印象を受けました。でも、距離を取って上手に休みながら、きっちりと立て直し、最終的にKOで仕留めました。さすがは若きスーパースターですね。
素人の分析ですが、タフネスに関していうと、アントニオ・デマルコよりギャビン・リースが一枚も二枚も上手だと思います。アントニオ・デマルコのような懐の深さはありませんが、ギャビン・リースは粘り強いボクシングができるタイプです。
個人的に、ギャビン・リースのような、しつこく食い下がってくるタイプ、苦しくても前に出続けて相手に苦しみを与えるタイプのボクサーと対戦し、後半までもつれ込んだとき「ブローナーの新しい姿を見られるんじゃないかな?」と期待しています。
エイドリアン・ブローナーの「新しい姿」が「なにっ!もう一段ギアを上げることができるんだ。すげえ、ブローナー」なのか、「うわっ!ブローナー、危ないよ」なのか、めちゃめちゃ興味があるんですよ。
若きスーパースターのエイドリアン・ブローナーの底知れぬ能力を知るという意味で、ギャビン・リースは、個人的に待望していたタイプの挑戦者です。
器用なタイプじゃありませんが、本当に頑張るボクサーなので、エイドリアン・ブローナーと言えど、決して楽じゃないと思っています。我慢して我慢して、距離を詰めて必ずパンチを打ってきますからね。
ただ、ギャビン・リースのタフネスや頑張りを知っていても、エイドリアン・ブローナーが上下にパンチを散らして的確に急所を打ち抜き、ギャビン・リースを仕留める確率が一番高いと思っちゃうんですよね。
世界中のボクシングファンが注目する若きスーパースターの初防衛戦。エイドリアン・ブローナーはギャビン・リースを撃破することができるでしょうか?後半までもつれ込むと、いろんな意味で楽しみなんだけどなあ。まもなく運命のゴングです!
エイドリアン・ブローナー対ギャビン・リースの関連記事
2013/02/15 | エイドリアン・ブローナーがギャビン・リースを挑発 |
キャリア | エイドリアン・ブローナー |