試合予想はバーナード・ホプキンスの判定勝ち
48歳の「戦う伝説」バーナード・ホプキンスが、全勝チャンピオンのタボリス・クラウドに挑戦するIBF世界ライトヘビー級タイトルマッチまで、12時間を切りました！大記録の更新が注目されるビッグマッチですね。
さて、試合予想ですが、バーナード・ホプキンスの判定勝ちを予想します。序盤はバーナード・ホプキンスが主導権を握り、試合が進むにつれて、タボリス・クラウドが盛り返すけど、あと一歩届かない展開を予想しています。
正直なところ「ホプキンスに勝ってほしいなあ」という期待が込められている試合予想ですが、期待を抜きにしても「ホプキンスが少し有利じゃないかな？」と思っています。理由は、ボクシングの相性を考えると、バーナード・ホプキンスにとって、決して悪くないと考えているからです。
タボリス・クラウド対バーナード・ホプキンスで最も注目しているポイントは、序盤の4ラウンドです。さらに突き詰めると「どちらが序盤の4ラウンドのポイントを先取するか」に注目しています。
素人の分析ですが、バーナード・ホプキンスが序盤の4ラウンドのうち、3ラウンドを支配し、さらに6ラウンドが終わったときに、2ポイント以上のリードを保つことができれば、逃げ切る確率がすごく高くなると期待しています。
タボリス・クラウドは確かに強打者です。体の力やパンチのパワーを比較すると、タボリス・クラウドが一枚も二枚も上手だと思います。でも、バーナード・ホプキンスは、正面から勝負するパワフルなファイターを得意としていて、この手の戦いに慣れています。
一方、タボリス・クラウドは、バーナード・ホプキンスのような老獪なボクサーと対戦することは初めてです。ベテランのグレン・ジョンソンと対戦した経験がありますが、グレン・ジョンソンは正直なファイターですからね。
バーナード・ホプキンスはとにかくクレバーなボクサーで、対戦相手の嫌がるボクシングを12ラウンド続けます。お客さんにブーイングされても、対戦相手から挑発されても、リズムを保ち、自分のボクシングに徹する強さがあります。
タボリス・クラウドが、バーナード・ホプキンスの戦術に飲み込まれてしまうと、全くボクシングをさせてもらえない可能性もありますが、最近のバーナード・ホプキンスの終盤の失速ぶりやタボリス・クラウドの実力を考えると、接戦になりそうな気がします。
いずれにしても、バーナード・ホプキンスが終盤に猛烈に追い上げる展開は、初のKO負けを喫してしまうリスクと背中合わせになるので、先行逃げ切りで勝負する可能性が高いと予想しています。
逆に、タボリス・クラウドが序盤にペースを握るような展開になれば、全勝のまま試合を終える可能性が高くなると予想しています。タボリス・クラウドは序盤から猛攻を仕掛けて、プレッシャーをかけるだけでなく、ポイントをリードすることができるでしょうか？
48歳の挑戦者が31歳のチャンピオンに挑戦する注目の新旧対決。バーナード・ホプキンスは46歳4か月の自己記録を塗り替え、ボクシングの歴史に残る大記録を更新することができるでしょうか？ローブローの減点が勝敗を左右するくらいの大接戦になりそうな予感です！
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