ダニー・ガルシア対ルーカス・マティセの試合予想はダニー・ガルシアの判定勝ち
激戦区スーパーライト級の頂点を決める人気ボクサー対決がいよいよ直前に迫ってきました!WBA・WBC世界スーパーライト級チャンピオンのダニー・ガルシア。WBC暫定チャンピオンのルーカス・マティセ。強打とテクニックを兼ね備えた夢のチャンピオン対決です!
ダニー・ガルシア対ルーカス・マティセの試合予想ですが、ダニー・ガルシアの判定勝ちを予想してみたいと思います。ダニー・ガルシアがルーカス・マティセの強打を回避しながら、的確なパンチを叩き込み、ポイントアウトする姿が頭に浮かんでいます。
ダニー・ガルシア対ルーカス・マティセが決まったとき、管理人は「正面衝突したら、12ラウンドまで続かないよ。ガルシアとマティセの性格を考えると、KO決着が濃厚だよね。うーん、お互いのパンチが当たる距離なら、マティセが押し切る可能性が高いかな?」と予想していました。
【Photo:Showtime】
ところが、ダニー・ガルシア陣営のトレーニングやインタビューをチェックするうちに「ガルシア陣営は、ボクシング勝負にこだわるかもしれないなあ。テクニック勝負なら、ガルシアがマティセの攻撃を空回りさせる可能性のほうが高いんじゃないかな?」と予想を変更することにしました。
そんなわけで、管理人がダニー・ガルシア対ルーカス・マティセの試合で最も注目しているポイントは「ダニー・ガルシアが戦う距離」です。めっちゃ勇敢で、勢いのあるダニー・ガルシアですが、ルーカス・マティセを目の前に足を止めたボクシングで勝負すると、さすがに「12ラウンド耐え抜くことは厳しいかな?」と思っちゃいます。
そこで、ダニー・ガルシアは、ルーカス・マティセの強打を警戒しながら、接近戦と中間距離の打ち合いを避けると予想しています。過去のダニー・ガルシアの試合と違い、前後だけでなく、左右の動きも加えてポジションを変えながら、上下にパンチを打ち分け、確実に主導権を握る作戦を想定しています。
【Photo:Showtime】
ルーカス・マティセはガードを固めて、左ジャブを突きながら距離を詰め、射程圏内に入ると、自慢の強打を打ち込むタイプなので「ガルシアがマティセを近づけないボクシングができるかどうか」「たとえ射程圏内に入られても直撃を回避するボクシングができるかどうか」が勝負のカギを握るポイントだと考えています。
もちろん、ただ動いて距離を取るだけでは、ルーカス・マティセのプレッシャーを回避することは難しいはずです。試合が進むにつれて被弾する回数が増え、ルーカス・マティセの強打に耐えきれなくなると思うので、ダニー・ガルシアは必ずパンチを打ってルーカス・マティセのプレッシャーを食い止め「簡単に近づくと危険だぞ」という意識を植えつけたいですね。
逆に、ルーカス・マティセに「ガルシアのパンチは怖くないよ」と思われてしまうと、ダニー・ガルシアにとって、厳しい展開が待っていると思います。ルーカス・マティセは「相手の攻撃に危険性がない」とわかると、ブロックの上を打たせながら、距離を詰めてきますからね。
【Photo:Showtime】
そうなると「アルゼンチンの破壊王」が本領を発揮して、あっと言う間に試合を決めちゃう可能性もありそうです。軽いパンチでは、ルーカス・マティセの前進は止まらないので、ダニー・ガルシアは上下に強打を打ち込みながら、ルーカス・マティセの前進を止めたいですね。
いずれにしても、ルーカス・マティセは対戦相手に関係なく、プレッシャーをかけるタイプなので、ダニー・ガルシアの作戦によって、試合の流れが大きく変わることになりそうです。ダニー・ガルシアがルーカス・マティセの突進をどうやって食い止めるのか?ルーカス・マティセがどうやって自慢の強打を叩き込むのか?両雄の駆け引きに注目しながら、頂上対決を楽しみたいです!
激戦区スーパーライト級のナンバーワンを決めるチャンピオン対決。強豪を打ち倒しながら頂点へ駆け上がった全勝のダニー・ガルシアが再びビッグマッチで真価を発揮するのでしょうか?それとも、飛び抜けた強打を誇るルーカス・マティセが再び世界中のファンを熱狂させる勝利を手にするのでしょうか?誇り高き2人のチャンピオンがまもなく拳を交えます!