試合予想はティモシー・ブラッドリーの12ラウンド判定勝ち
無敗の快進撃を続ける2階級制覇チャンピオンのティモシー・ブラッドリーとボクシング界の頂点を走り続けた6階級制覇の実績を誇るマニー・パッキャオが約2年ぶりに拳を交えます。世界中のボクシングファンが注目する因縁の再戦まで、24時間を切りました!
ティモシー・ブラッドリー対マニー・パッキャオの再戦の試合予想ですが、ティモシー・ブラッドリーの12ラウンド判定勝ちを予想したいと思います。勝利に徹するティモシー・ブラッドリーが、マニー・パッキャオの攻撃を回避しながら、ポイントアウトする展開が頭に頭に浮かんでいます。
ティモシー・ブラッドリー対マニー・パッキャオの再戦で最も注目しているポイントは「ティモシー・ブラッドリーの作戦」です。もっと突き詰めて言うと、ティモシー・ブラッドリーが「完全にアウトボクシングで勝負するかどうか」に注目しています。
【まもなく再戦!ティモシー・ブラッドリー対マニー・パッキャオのプロモです】
2012年6月に開催されたティモシー・ブラッドリーとマニー・パッキャオの初戦。素人ファンは「ブラッドリーが勝つんじゃないかな?パッキャオにとって、最も相性が悪い気がする。連打のスピードに巻き込まれちゃったらKO負けもあるかも」と思っていました。結果は、ティモシー・ブラッドリーの12ラウンド判定勝ち。でも、内容は、ボクシングファンの皆さんがご存知の通りです。
結果だけが当たった最も残念な予想を振り返りながら「パッキャオがブラッドリーのスピードにもっと手を焼くと思っていたけど、すごい!採点結果だけがパッキャオにとって想定外だったね」と心の中でスーパースターに同情しながら、ボクシングの奥深さを実感しました。もし勝者と敗者が入れ替わっていたら、両雄の未来は大きく変わっていたかもしれません。
ただひとつ確かなことは「勝者なきビッグマッチ」のあと、ボクシングの神様が、両雄に試練を与えたことです。ティモシー・ブラッドリーは過酷なバッシングを受けることになり、マニー・パッキャオは再起戦となったファン・マヌエル・マルケス第4戦で意識を失ったまま、リングに崩れ落ちました。正直なところ「パッキャオは引退するんじゃないかな?」と思いました。
しかし「パックマン」マニー・パッキャオは「ゲームオーバー」を回避。2013年11月のブランドン・リオス戦に快勝し、因縁の両雄が再び拳を交えることになりました。「運命のいたずら」から2年。両雄の「記録上の立場」は完全に入れ替わってしまいました。でも、素人ファンの興味は「記録上の立場」ではありません。知りたいことは「実力も逆転したのか」の一点だけです。
世界中のファンが注目する因縁の再戦を控え、ティモシー・ブラッドリーもマニー・パッキャオも「無理にKOを狙わない」と宣言しています。そんなこんなで「再戦はオフェンスよりディフェンスの能力が勝敗を分けるポイントになるんじゃないかな?」と予想しています。一方が「負けないボクシング」に徹した場合、ティモシー・ブラッドリーが有利な気がしますが、結果はいかに?
無敗の快進撃を続けるティモシー・ブラッドリーは「今が全盛期」と言われるくらい充実しています。一方、マニー・パッキャオは「全盛期を過ぎてしまった」という声が多く聞こえるようになりました。因縁の再戦は世間の評価通りの結末を迎えるのでしょうか?それとも、数えきれない奇跡を起こしてきたマニー・パッキャオが世界中のファンに新しい興奮と感動を届けるのでしょうか?
新旧のスーパースターが激突する因縁の再戦。ティモシー・ブラッドリーが連勝を飾り、新時代の扉を開くのか?それとも、マニー・パッキャオがリベンジを果たし「奇跡のボクサー」の本領を発揮するのか?ボクシング界の未来図が塗り変わった「運命のいたずら」から2年。自らの拳で新しい運命を引き寄せるため、因縁の両雄が決戦の舞台に向かいます!