試合予想はマイク・アルバラードの12ラウンド判定勝ち
4階級制覇の実績を誇るファン・マヌエル・マルケスと幅広いボクシングが魅力のマイク・アルバラードが激突する新旧テクニシャン対決まで、24時間を決まりました!自分から攻めることもカウンターを狙うこともできるテクニシャン同士の楽しみな新旧対決ですね。
どちらにとっても再起戦となるファン・マヌエル・マルケス対マイク・アルバラードの試合予想ですが、マイク・アルバラードの12ラウンド判定勝ちを予想したいと思います。懐の深いマイク・アルバラードが中間距離をキープしながらファン・マヌエル・マルケスのリズムを崩し、ポイントアウトする展開が浮かんでいます。接戦になりそうな気がしますが、どうだろう?
ファン・マヌエル・マルケス対マイク・アルバラードの新旧テクニシャン対決で最も注目しているポイントは「マイク・アルバラードが戦う距離」です。もっと突き詰めると「マイク・アルバラードが攻めたい気持ちを我慢したり、攻め込まなければならない状況を回避したりしながら、中間距離をキープして、懐の深さを生かした戦いに徹することができるかどうか」に注目しています。
【激闘必至!ファン・マヌエル・マルケス対マイク・アルバラードのプロモです】
ファン・マヌエル・マルケスとマイク・アルバラードはどちらも自分から攻めることも離れて戦うこともできる柔軟性のあるボクサーです。どちらかと言えば、カウンターパンチャーのファン・マヌエル・マルケスに対して、マイク・アルバラードは打ち合いを好む傾向があります。
誰と戦っても打ち合う負けん気の強さがマイク・アルバラードの人気を支える理由であることは間違いないと思うのですが、ボクシング界屈指のカウンターパンチャーとして名高いファン・マヌエル・マルケスを相手にした場合、駆け引き勝負になっちゃうと、マイク・アルバラードのほうが分が悪い気がします。ファン・マヌエル・マルケスはパンチを微調整する能力がめっちゃ高いですもんね。
もしマイク・アルバラードにスピードがあれば、中間距離で打ち合っても、ティモシー・ブラッドリーがファン・マヌエル・マルケスをシャットアウトしたような展開に持ち込むことができると思うのですが、マイク・アルバラードのスピードを考えると、リーチの長さ、懐の深さを生かしながら戦って、ファン・マヌエル・マルケスの持ち味を消すことが最善策だと考えています。
マイク・アルバラードの名前が世界的に広まったブランドン・リオスとの2連戦で例えるなら、マイク・アルバラードは「激しいパンチの応酬となった初戦」ではなく「打ち合いたい気持ちを我慢して、被弾を最小限に抑えた再戦」で披露したボクシングができれば理想的でしょうか?中量級で戦い続けているマイク・アルバラードは体格的なアドバンテージを最大限に生かしたいですね。
逆に、インサイドからパンチを当てる技術やパンチを微調整する能力は、ファン・マヌエル・マルケスのほうがマイク・アルバラードを上回っていると思います。そんなわけで、百戦錬磨のファン・マヌエル・マルケスがパンチを当てるためにどんな作戦を用意しているのかもめっちゃ楽しみです!
KO勝利を狙うと宣言しているファン・マヌエル・マルケスに対して、マイク・アルバラードは勝ちに徹する姿勢を見せています。お互いの立場の違いが負けられない再起戦にどんな影響を与えるのかな?個人的に、マニー・パッキャオをKOで沈めたイメージが強いファン・マヌエル・マルケスにとって、マイク・アルバラード戦は難しい試合になると予想していますが、結果はいかに?
ファン・マヌエル・マルケスにとってもマイク・アルバラードにとっても再起戦となる注目の新旧テクニシャン対決。勝てば次戦でマニー・パッキャオと戦う可能性が高い注目のサバイバルマッチを勝ち抜くボクサーは、百戦錬磨のファン・マヌエル・マルケスでしょうか?それとも、新旧交代を誓うマイク・アルバラードでしょうか?まもなくビッグマッチ進出をかけた決戦のゴングです!