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バーノン・フォレストが全勝のセルジオ・モーラを迎えた防衛戦

次回は最年長王者のバーナード・ホプキンスとチャド・ドーソンが激突する因縁の再戦!
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WBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチ

チャンピオン バーノン・フォレスト(アメリカ)
戦績:43戦40勝29KO2敗1無効試合
挑戦者 セルジオ・モーラ(アメリカ)
戦績:21戦20勝5KO無敗1分

試合内容

シェーン・モズリーを2度下し、一躍スターダムにのし上がったバーノン・フォレスト。「バイパー(毒蛇)」のニックネームを持つ2階級制覇チャンピオンで、右ストレートの破壊力はすさまじいですね。

フォレスト2度目の防衛戦の相手はセルジオ・モーラ。管理人は初めてモーラの試合を観るのですが、アメリカのテレビ番組「ザ・コンテンダー」に出場し、優勝経験を持つ人気ボクサーだそうです。強打者フォレストが人気者モーラを相手にどんな戦い方をみせてくれるのか?注目の防衛戦は意外な展開になりました。

序盤、まず仕掛けたのはチャンピオンのフォレスト。右のストレートを中心に自慢の強打を振り回し、世界タイトル初挑戦のモーラを威嚇します。ただ、テレビ番組で慣れているのか、挑戦者のモーラは予想以上に余裕を持って戦っているようです。正攻法のフォレストに対して、モーラはかなりの変則タイプ。パンチはそれほど威力があると思えませんが、ディフェンスは上手いです。しかも、体が柔らかいので、見た目以上にフォレストのパンチの衝撃を和らげていると思います。

4ラウンドに入ると、フォレストのパンチの強さ、スピードに慣れてきたのか、モーラの手数が増え始めます。軽いながらも的確に相手の急所をとらえるモーラに対して、フォレストは一発狙いの大振りが目立ち、クリーンヒットを奪うことができません。普段のフォレストなら、左ジャブで距離を測って右ストレートを打ち込むのですが、この試合は左ジャブがほとんど出ません。人気ボクサー、モーラが相手ということで、必要以上に力が入っているようです。

6ラウンドには、モーラの右ストレートがフォレストの顔面をとらえ、一瞬フォレストの動きが鈍ります。7ラウンド以降は、モーラがさらに攻撃の手を強め、顔面だけでなく、ボディーブローを織り交ぜた連打で、フォレストから主導権を奪います。

9ラウンドには、モーラがフォレストをロープへ追い詰め、左右のフックを連打。左フックがフォレストのアゴをとらえ、さらにフォレストの動きが鈍ります。この試合のフォレストは体全体に力がないと言いましょうか、動きに精彩が感じられません。特にスタミナ不足が顕著で、9ラウンド以降はかなり苦しそうな表情が目立ちます。

結局、試合は12ラウンド判定の末、2-0でモーラの勝ち。世界タイトル初挑戦で見事、世界チャンピオンに輝きました。モーラの試合を初めて観ましたが、「ラテンスネーク」のニックネーム通り、クネクネしてとらえどころのないボクサーですね。管理人が一番感心したのは、モーラのディフェンスです。フットワークだけでなく、ブロッキングも素晴らしいです。手数が少ないボクサーは、いつの間にか主導権を握られて、そのまま判定負けというケースが多いのではないでしょうか。見た目以上に手強いチャンピオンの誕生かもしれませんね。

試合結果

試合結果 セルジオ・モーラが2-0の判定勝ちでタイトル奪取。管理人の判定は115-113でセルジオ・モーラの勝ちでした。
【公式ジャッジの採点結果】
  • 116-112
  • 115-113
  • 114-114
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