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ノニト・ドネアの凱旋防衛か?ラウル・マルチネスの初戴冠か?

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IBF世界フライ級タイトルマッチ

チャンピオン ノニト・ドネア(フィリピン)
戦績:21戦20勝13KO1敗
挑戦者 ラウル・マルチネス(アメリカ)
戦績:24戦全勝14KO

試合内容

「フライ級最強」の呼び声が高いノニト・ドネアが全勝のラウル・マルチネスを迎えて母国フィリピンで3度目の防衛戦を行います。ノニト・ドネアが圧倒的な強さをみせつけて凱旋防衛に成功するのか?それとも、全勝の挑戦者、ラウル・マルチネスが敵地で初戴冠を果たすのか?興味深いタイトルマッチですね。

試合は1ラウンドからチャンピオン、ノニト・ドネアのペースで進みます。ガードを固めて懐に入ろうとするラウル・マルチネスに対して、ノニト・ドネアはスナッピーな左ジャブで突き放し、出鼻を叩きます。「マルチネス、苦労しそうだな?」と思っていると、1ラウンド1分20秒、懐へ飛び込もうとするラウル・マルチネスの左ジャブに合わせて、ノニト・ドネアが強烈な右ストレートのカウンター!ノニト・ドネアのカウンターはタイミング、破壊力ともに抜群ですね。

さらに畳みかけるノニト・ドネアは、ラウル・マルチネスのスピード、動きに慣れてきたのか、ガードを固めて体を振るラウル・マルチネスの動きに合わせて、強烈な左アッパーを突き上げ、ダウンを奪います。ガードの真ん中からアゴを打ち抜くお手本のようなアッパーですね。ラウンド終盤にも、ノニト・ドネアの右ストレートがラウル・マルチネスのテンプルにクリーンヒットし、再びダウン!ノニト・ドネアが1ラウンドで2度のダウンを奪います。

2ラウンドに入っても、前へ出てくるラウル・マルチネスに対して、ノニト・ドネアがカウンターを合わせる展開が続き、1分すぎ、ノニト・ドネアの左フックがラウル・マルチネスのテンプルをとらえて、3度目のダウン!ラウル・マルチネスがタフなので、何とか耐えていますが、両者のスピードの差がそのまま試合の優劣に影響しているようです。ノニト・ドネアのスピードに、全勝のラウル・マルチネスが全くついていけません。

3ラウンドもノニト・ドネアが右ストレートや左フックのカウンターでラウル・マルチネスにダメージを与える展開が続き、迎えた4ラウンド。挑戦者のラウル・マルチネスが勝負に出ます。ラウンド開始直後からガードを固めて、これまで以上に踏み込んで接近戦に持ち込もうとしますが、1分すぎに、ノニト・ドネアが強烈な右アッパーで、ラウル・マルチネスの突進を食い止めます。

その後はノニト・ドネアがフットワークを使って距離を取り、ラウル・マルチネスの左ジャブを外しながらタイミングを計ると、ラウンド終了間際、ラウル・マルチネスの左ジャブに合わせて、ノニト・ドネアが強烈な左アッパー!ラウル・マルチネスがよろけて後ろへ倒れたのを確認すると、レフェリーが試合をストップし、ノニト・ドネアが4ラウンドTKOでラウル・マルチネスに勝利しました。

ノニト・ドネアの強さばかりが目立った試合でした。ラウル・マルチネスはガードが固く、タフなので、パンチ力がないボクサーだと、スタミナで押し切られてしまうと思うのですが、ノニト・ドネアの前では何もできずに終わってしまいましたね。チャンピオンクラスじゃないと勝負にならない気がします。今後はビッグマッチに期待したいです。

試合結果

試合結果 ノニト・ドネアが4ラウンドTKO勝ちで3度目の防衛に成功。
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