WBC世界バンタム級タイトルマッチ
| チャンピオン | 長谷川穂積(日本・真正ジム) 戦績:29戦27勝11KO2敗 |
| 挑戦者 | アルバロ・ペレス(ニカラグア) 戦績:23戦18勝12KO1敗1分3無効試合 |
試合内容
日本のエース、長谷川穂積選手が、ニカラグア出身のアルバロ・ペレスを迎えて10度目の防衛戦を行います。長谷川穂積選手もアルバロ・ペレスもサウスポー。長谷川穂積選手は出入りのスピード、アルバロ・ペレスは変則的なボクシングを活かして戦いたいですね。
試合開始直後、長谷川穂積選手がグローブを合わせて挨拶をしようとしたところ、アルバロ・ペレスはグローブを合わせることなく、長谷川穂積選手の顔面を狙い、いきなり左ストレートを打ち込みます。敵地でタイトル奪取を狙うアルバロ・ペレスの気迫が伝わってくる立ち上がりです。
1ラウンドからパンチをガンガン打ち込んでくるアルバロ・ペレスに対して、チャンピオンの長谷川穂積選手も応戦。力いっぱい大振りのパンチを打ち込んでくる挑戦者に対して、チャンピオンはインサイドからコンパクトなパンチを打ち込み、アルバロ・ペレスの突進を止めようとします。
2ラウンドに入ると、アルバロ・ペレスが積極的に前へ出てパンチを上下に打ち分けます。ラウンド中盤には、アルバロ・ペレスの左ストレートが長谷川穂積選手の顔面にクリーンヒット。「ペレスは思い切りの良いボクサーだな。いきなり打ち込んでくる左ストレートが厄介だよ」と挑戦者のボクシングに驚く管理人。勇敢で、スリリングな挑戦者ですね。
3ラウンドも開始直後、アルバロ・ペレスが長谷川穂積選手の顔面を狙って、いきなり大振りの左ストレートを打ち込もうとします。長谷川穂積選手相手に、これだけ思い切り振ってくる挑戦者は久しぶりですね。チャンピオンの長谷川穂積選手は、ラウンド中盤にコンパクトなアッパーを突き上げるなど、要所で挑戦者のペースを崩し、少しずつタイミングを掴んできたようです。
4ラウンドに入ると、長谷川穂積選手が右ジャブを連打しながら、挑戦者との射程距離を丁寧に測ります。「少しリズムが出てきたかな?」と思っていると、2分30秒すぎ、長谷川穂積選手のコンパクトなワンツーがアルバロ・ペレスの顔面をとらえ、これまで前進を続けてきた挑戦者が下がります。
「あ、効いた!」と思わず叫ぶ管理人。すると、長谷川穂積選手はアルバロ・ペレスとの距離を詰め、アルバロ・ペレスの右ジャブをブロックして、ショートの左ストレートをテンプルへ叩き込みます。そして、アルバロ・ペレスが左フックで反撃しようとしたところへ、長谷川穂積選手は再びショートの左ストレート!
このパンチがアルバロ・ペレスのアゴをとらえ、挑戦者がその場に崩れ落ちます。前のめりに崩れ落ちたアルバロ・ペレスは立ち上がろうとすることができず、カウントを続けていたレフェリーが試合をストップ。長谷川穂積選手が4ラウンドTKO勝ちで10度目の防衛に成功しました。
見事な勝利で、長谷川穂積選手が防衛回数を2桁の10に伸ばしました。アルバロ・ペレスの実力や相性を考えると、見事すぎる防衛だと思います。日本人世界チャンピオンの連続防衛記録は具志堅用高さんの13回。「更新不可能」といわれた不滅の記録ですが、「長谷川選手なら塗り替えるんじゃない?」と思わせてくれる試合でした。
試合結果
| 試合結果 | 長谷川穂積選手が4ラウンドTKO勝ちで10度目の防衛に成功。 |
