NABF・NABO北米フェザー級タイトルマッチ
チャンピオン | ミゲール・ガルシア(アメリカ) 戦績:25戦全勝21KO |
挑戦者 | ラファエル・グスマン(メキシコ) 戦績:30戦28勝20KO2敗 |
ミゲール・ガルシア対ラファエル・グスマンの試合内容
ボクシング一家に育ち、全勝街道を突き進むミゲール・ガルシアが、長いリーチを活かして中間距離の戦いを得意とするラファエル・グスマンと激突します。回転の速い連打と急所に的確なパンチを打ち込むテクニックを兼ね備えたミゲール・ガルシアに注目です。
試合は、左ジャブを突きながら右ストレートを狙うラファエル・グスマンに対して、ガードを高く構えたミゲール・ガルシアがディフェンスを大事に戦いながら、パンチの帰り際を狙ってカウンターを打ち込む展開で始まります。
ラファエル・グスマンは長期戦を考えず、立ち上がりからエンジン全開で勝負に出ていますが、ミゲール・ガルシアが冷静に対処していますね。1ラウンド終了間際には、ミゲール・ガルシアがラファエル・グスマンのテンプルへ強烈な左フックを叩き込み、ラファエル・グスマンの体が流れます。
「グスマンが勝負に行ってるけど、ガルシアがスピードで圧倒しているよ。ラウンドが進んで、どんな展開になるかな?」と試合の行方を見守る管理人。2ラウンドに入ると、ミゲール・ガルシアがプレッシャーを強め、力強いパンチを積極的に叩き込みます。
3ラウンド終了間際には、ミゲール・ガルシアの右ストレートがラファエル・グスマンのアゴを打ち抜き、ラファエル・グスマンが一瞬フラフラ状態になります。ラウンドが進むにつれて、スピードで上回るミゲール・ガルシアがラファエル・グスマンを圧倒するようになってきました。
「ガルシアが完全に主導権を握り出したね」と思い始めた4ラウンド中盤、ミゲール・ガルシアが強烈なワンツーをラファエル・グスマンのアゴに叩き込み、ラファエル・グスマンが後ろへ一回転するダウン!
「ぎょえ!めちゃめちゃ効いた」と絶叫する管理人。ラファエル・グスマンは何とか立ち上がりましたが、10カウント以内にファイティングポーズを取ることはできず試合終了。ミゲール・ガルシアがラファエル・グスマンに4ラウンドKO勝ちを収め、全勝をキープしました。
ミゲール・ガルシアの良さが際立った試合でしたね。ミゲール・ガルシアはスピード、パンチの当て勘、パワー、ディフェンスのすべてが高レベルで、めちゃめちゃまとまりのあるボクサーですね。ミゲール・ガルシアのポテンシャルを考えると、世界チャンピオンベルトを腰に巻く日はそう遠くないでしょう。最も注目したいホープのひとりですね。
ミゲール・ガルシア対ラファエル・グスマンの試合結果
試合結果 | ミゲール・ガルシアが4ラウンドKO勝ちでタイトル防衛に成功。全勝記録を26に伸ばしました。 |