WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
チャンピオン | ローマン・ゴンサレス(ニカラグア) 戦績:29戦全勝24KO |
挑戦者 | オマール・ソト(メキシコ) 戦績:31戦22勝15KO7敗2分 |
ローマン・ゴンサレス対オマール・ソトの試合内容
ニカラグアが誇る「小さな怪物」ローマン・ゴンサレスが2度の世界タイトル挑戦経験を持つオマール・ソトを迎えて3度目の防衛戦を行います。なお、挑戦者のオマール・ソトが計量に失敗したため、オマール・ソトが勝ってもタイトルの移動はなし。ローマン・ゴンサレスが勝った場合は防衛と認定されます。
軽量級屈指の強打を誇る全勝チャンピオンのローマン・ゴンサレスが自慢のパンチ力を披露し、アメリカデビュー戦となる大切な防衛戦で実力をアピールするのでしょうか?それとも、オマール・ソトが意地を見せるのでしょうか?変則タイトルマッチのゴングが鳴り響きます。
試合は、ローマン・ゴンサレス、オマール・ソトのどちらも左ジャブを突きながら左右のフック、右ストレートを狙う展開で始まります。ローマン・ゴンサレスもオマール・ソトもリング中央を舞台にパンチを上下に打ち分ける積極的なボクシングですね。
「ゴンサレスもソトも力強いパンチを打っているよ。どちらが倒れてもおかしくない打撃戦だぞ」と手に汗握り、観戦する管理人。パワーはローマン・ゴンサレスが一枚上手なので、オマール・ソトとしては手数で応戦したいですね。
2ラウンドに入ると、チャンピオンのローマン・ゴンサレスがラウンド開始直後から強烈なプレッシャーをかけます。左右のフック、アッパーを上下に打ち分け、真っ向勝負。挑戦者のオマール・ソトも必死にパンチを出して応戦します。
「ゴンサレスが一段ギアを上げてきたよ」と思った瞬間、ローマン・ゴンサレスが強烈な右ストレートから左アッパーをオマール・ソトの顔面に叩き込み、オマール・ソトが後ろに倒れ込み、ダウン!
「めちゃめちゃ効いた!」とソファーから立ち上がる管理人。顔面を押さえ、苦痛に顔をゆがめるオマール・ソトは10カウント以内に立ち上がることができず、このまま試合終了。ローマン・ゴンサレスがオマール・ソトに2ラウンドKO勝ちを収め、3度目の防衛戦に快勝しました。
ローマン・ゴンサレスが凄まじい破壊力を発揮した試合でしたね。パンチの回転が上がり、左右のフック、左右のアッパーが出始めたら、止めることができない状態です。それくらい、ローマン・ゴンサレスの強打は軽量級でズバ抜けていますね。「チャンピオンクラスじゃないと、太刀打ちできないよ」と思ってしまった「小さな怪物」のパワフルな防衛戦でした。
ローマン・ゴンサレス対オマール・ソトの試合結果
試合結果 | ローマン・ゴンサレスが2ラウンドKO勝ちで3度目のタイトル防衛に成功。 |