WBC世界ミドル級タイトルマッチ

フリオ・セサール・チャベス・ジュニア対マルコ・アントニオ・ルビオの試合内容

偉大な世界チャンピオンを父親に持つ「伝説の続き」フリオ・セサール・チャベス・ジュニアが世界ランキング1位のマルコ・アントニオ・ルビオと激突する2度目の防衛戦です。新旧メキシカン対決を制するボクサーは、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアでしょうか？それとも、マルコ・アントニオ・ルビオでしょうか？

試合が始まると、挑戦者のマルコ・アントニオ・ルビオが鋭い左ジャブを連打してチャンピオンのフリオ・セサール・チャベス・ジュニアを威嚇。この奇襲に対して、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアはマルコ・アントニオ・ルビオのパンチを丁寧にブロックしながら距離を取り、中間距離からパンチを上下に打ち分けます。

「ルビオが立ち上がりから勝負に出てきたよ。チャベス・ジュニアも真っ向から勝負を受けて立っているね。激しい打撃戦になりそうだぞ」と試合の行方を見守る管理人。勇敢なメキシカン対決にふさわしく、どちらも気合い入りまくりですね。

2ラウンドに入ると、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアがマルコ・アントニオ・ルビオに体を密着させてパンチを打ち込む接近戦に切り替えます。手数で勝負するマルコ・アントニオ・ルビオを勢いに乗せないよう、真っ向から応戦してパワーでねじ伏せようという作戦ですね。

「チャベス・ジュニアは自信満々だよ。相手の土俵で勝負しても負けない自信があるんだろうな」とフリオ・セサール・チャベス・ジュニアのボクシングに注目する管理人。フリオ・セサール・チャベス・ジュニアはパンチの一発一発に体重を乗せて打ち込む力強いボクシングですね。

一方のマルコ・アントニオ・ルビオは、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアのボクシングに飲み込まれているようです。接近戦の打ち合いに勝って、世界タイトル挑戦権を獲得したマルコ・アントニオ・ルビオですが、苦しい展開を強いられていますね。

【Photo:The Ring Magazine】

試合は、その後もフリオ・セサール・チャベス・ジュニアがパワフルなパンチを連打してマルコ・アントニオ・ルビオを押し込む展開が続き、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアのペースのまま12ラウンド終了のゴングが鳴り響きます。

結果は3人のジャッジすべてがフリオ・セサール・チャベス・ジュニアを支持。「伝説の続き」フリオ・セサール・チャベス・ジュニアがベテランのマルコ・アントニオ・ルビオに12ラウンド判定勝ちを収め、2度目の防衛に成功しました。

フリオ・セサール・チャベス・ジュニアが力強いボクシングでマルコ・アントニオ・ルビオを真っ正面からねじ伏せた試合でしたね。頭をくっつけて接近戦で勝負するフリオ・セサール・チャベス・ジュニアは、父親のフリオ・セサール・チャベスを彷彿とさせる姿でした。

2度目の防衛に成功したフリオ・セサール・チャベス・ジュニアは次戦でセルヒオ・マルチネスと対戦する話が浮上しています。抜群のテクニックを誇るサウスポーのセルヒオ・マルチネスは、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアにとって最も相性の悪いボクサーだと思うのですが、ビッグマッチは実現するのでしょうか？「伝説の続き」のさらなる挑戦に期待しましょう。

フリオ・セサール・チャベス・ジュニア対マルコ・アントニオ・ルビオの試合結果