WBC・USNBCヘビー級タイトルマッチ

マゴメド・アブドゥサラモフ対ジャミール・マクラインの試合内容

全勝全KO勝ちの快進撃を続けるマゴメド・アブドゥサラモフが4度の世界タイトル挑戦経験を持つジャミール・マクラインと激突します。新鋭とベテランが激突する楽しみな新旧サバイバルマッチですね。

試合は開始直後から大きく動きます。開始30秒、サウスポーのマゴメド・アブドゥサラモフが右ジャブを突きながら左ストレートを狙うタイミングを確認しているところへ、ジャミール・マクラインが強烈な右ストレートを叩き込みます！

ジャミール・マクラインの強打をまともにもらったマゴメド・アブドゥサラモフは尻もちをついてダウン！大ベテランのジャミール・マクラインの強打がいきなり炸裂しましたね。

「マクラインの右ストレートがめっちゃ伸びたね。アブドゥサラモフのダメージはどうだろう？」と新鋭のダメージを確認する管理人。ダウンから立ち上がったマゴメド・アブドゥサラモフですが、足元を確認する限り、ダメージはありそうですね。

一気に勝負に出たいジャミール・マクラインですが、マゴメド・アブドゥサラモフがパンチを出しながら応戦。マゴメド・アブドゥサラモフがダウンを奪われながらも、ピンチを切り抜け、試合は2ラウンドに突入します。

2ラウンドに入ると、ダウンを奪われたマゴメド・アブドゥサラモフが反撃開始。積極的にプレッシャーをかけ、得意の左ストレートを狙います。ジャミール・マクラインもワンツーで応戦していますが、かなりプレッシャーを感じていますね。

「アブドゥサラモフが盛り返してきたね。マクラインは勝負に出たいんだけど、後手に回って苦しくなってきたよ」と思っていると、2ラウンド中盤、マゴメド・アブドゥサラモフのカウンターがジャミール・マクラインをとらえ、ジャミール・マクラインが崩れ落ちます。

必死にダウンから立ち上がるジャミール・マクライン。しかし、ダメージを確認したレフェリーが試合をストップし、勝負あり。マゴメド・アブドゥサラモフがジャミール・マクラインに2ラウンドTKO勝ちを飾り、連勝を16に伸ばしました。

マゴメド・アブドゥサラモフのテクニックがジャミール・マクラインの強打と経験を上回った試合でしたね。ダウンを奪われたマゴメド・アブドゥサラモフですが、右フックのカウンターでダウンを奪い返し、見事に勝利を手にしました。

今すぐ世界タイトルに挑戦すると「ちょっと苦しいかな？」と思いますが、強豪との対戦を重ねて経験を積むと、おもしろい存在になるかもしれませんね。サウスポーの特徴を生かした新鋭に今後も注目しましょう。

マゴメド・アブドゥサラモフ対ジャミール・マクラインの試合結果