WBO世界スーパーフェザー級王座決定戦
| 前チャンピオン | エイドリアン・ブローナー(アメリカ) 戦績:23戦全勝19KO |
| ランキング1位 | ビセンテ・エスコベド(アメリカ) 戦績:29戦26勝15KO3敗 |
エイドリアン・ブローナー対ビセンテ・エスコベドの試合内容
世界中のボクシングファンが注目する若きスーパースターのエイドリアン・ブローナーが、2度目の世界タイトル挑戦となる攻防兼備のビセンテ・エスコベドと激突します。全勝の快進撃を続けるエイドリアン・ブローナーの登場です!
当初、エイドリアン・ブローナー対ビセンテ・エスコベドの対決は、エイドリアン・ブローナーの2度目の防衛戦となるはずでした。ところが、エイドリアン・ブローナーが計量をクリアできず、試合前にタイトルを剥奪されてしまいます。
その結果、ビセンテ・エスコベドが勝った場合のみ、チャンピオンとして認められる王座決定戦に変更となりました。試合前に「スーパーフェザー級の最後の試合になるよ」と公言していたエイドリアン・ブローナー。最後の最後でやっちゃいましたね。
タイトルを失ってしまったエイドリアン・ブローナーが地元ファンの前で汚名を返上する勝利を手にするのでしょうか?それとも、ビセンテ・エスコベドが悲願のタイトル奪取に成功するのでしょうか?変則マッチの幕が開けます。
試合は、エイドリアン・ブローナーが左ジャブを上下に打ち分けながらビセンテ・エスコベドにプレッシャーをかける展開で始まります。一方のビセンテ・エスコベドは下がりながら左ジャブで応戦。どちらの相手の戦力を分析しながら戦っている印象です。
2ラウンドに入ると、エイドリアン・ブローナーがプレッシャーを強め、ラウンド中盤、ビセンテ・エスコベドをロープに詰めて、強烈な右アッパーを叩き込みます。ビセンテ・エスコベドの動きが一瞬止まりました!めちゃめちゃ切れ味鋭いアッパーです。
「ブローナーがスピードでもパンチ力でも一枚上手だね。エスコベドはめっちゃプレッシャーを感じているよ。後手に回ると、ブローナーが畳みかけてくるんで、エスコベドは自分からパンチを出して勝負したいね」と両者のボクシングに注目する管理人。
3ラウンド以降も、エイドリアン・ブローナーが左ジャブを突きながらビセンテ・エスコベドにプレッシャーをかけ続ける展開が続きます。
ビセンテ・エスコベドは下がりながらも、左ジャブや左のボディーブローから右ストレートを狙うボクシングで突破口を切り開こうとしていますが、エイドリアン・ブローナーに攻撃を読まれている印象です。
エイドリアン・ブローナーが主導権を握り、迎えた5ラウンド。エイドリアン・ブローナが一段ギアを上げ、勝負に出ます。これまで温存していた右ストレートと右ボディーブローを連打して、ビセンテ・エスコベドを一気に後退させます。
パンチを出して必死に応戦するビセンテ・エスコベドに対して、エイドリアン・ブローナーはパワフルなコンビネーションブローを上下に打ち分けます。ビセンテ・エスコベドはロープを背負い、ガードを固めて耐えることで精一杯です。
「うわっ!エスコベドは厳しいなあ。ブローナーの連打が止まらないよ」と思っていると、5ラウンド残り30秒、ビセンテ・エスコベドのセコンドが試合ストップを要請。エイドリアン・ブローナーがビセンテ・エスコベドに5ラウンドTKO勝ちを飾り、連勝記録を24に伸ばしました。
エイドリアン・ブローナーがパワーでもテクニックでもビセンテ・エスコベドを圧倒した試合でしたね。減量に失敗し、試合前にタイトルを失ったエイドリアン・ブローナーですが、地元シンシナティのファンの前で面目躍如の勝利を手にしました。
勝ったエイドリアン・ブローナーは10月6日(日本時間10月7日)にライト級へ階級を上げて、試合を行うことが決まっています。対戦相手は未定ですが、2階級制覇に向けた第一歩となりそうです。
圧巻の強さで世界中のボクシングファンを虜にするエイドリアン・ブローナー。23歳の若きスーパースターはライト級へ階級を上げて、本人が希望するビッグマッチを実現することができるでしょうか?新しい一歩が、本当の勝負の始まりになりそうですね。減量苦から解放されて、もっと躍動感が出たら手がつけられないかも。
エイドリアン・ブローナー対ビセンテ・エスコベドの試合結果
| 試合結果 | エイドリアン・ブローナーが5ラウンド2分42秒TKO勝ち。エイドリアン・ブローナーが勝ったため、タイトルは空位になりました。 |
