WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ

河野公平選手とテーパリット・ゴーキャットジムの試合内容

3度目の世界タイトル挑戦で悲願のベルトを狙う河野公平選手が、日本人ボクサーを次々と撃破し、防衛を重ねているテーパリット・ゴーキャットジムに挑戦するWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ。河野公平選手は3度目の挑戦で王座を奪取することができるでしょうか？

試合は、1ラウンドから両者が激しく打ち合う展開で始まります。挑戦者の河野公平選手はガードを固めて距離を詰め、上下にパンチを散らしています。一方のテーパリット・ゴーキャットジムは持ち味の強打で応戦していますね。

「おおお、河野選手が立ち上がりから出てきたね。12ラウンドは考えていないかも。序盤からエンジン全開で主導権を握る作戦かな？」と予想以上の攻勢をみせる河野公平選手に驚く管理人。河野公平選手のアッパーが効果的ですね。

一進一退の攻防が続き、迎えた3ラウンド。河野公平選手が強烈な右アッパーでテーパリット・ゴーキャットジムのアゴを跳ね上げます。しかし、タフなテーパリット・ゴーキャットジムは打たれたら必ず打ち返して、簡単に主導権を渡しません。

「テーパリットはさすがにタフだね。河野選手はフットワークを使いながらできるだけテーパリットのパンチを空振りさせたいなあ」と思い始めた4ラウンド。河野公平選手が距離を取り、左ジャブから右ストレートを中心に攻撃するボクシングに切り替えます。

「あ、いい感じ。このボクシングなら、河野選手は疲れが少なくて、無駄なダメージも受けないんで理想的じゃないかな？逆に、テーパリットは疲れるよ。うまくペースを変えた頭脳的な作戦だなあ」と河野公平選手に拍手を送る管理人。

河野公平選手のチェンジ・オブ・ペースにテーパリット・ゴーキャットジムが戸惑い始めた4ラウンド1分。テーパリット・ゴーキャットジムが無造作に距離を詰めようとした瞬間、河野公平選手の強烈な左フックがテーパリット・ゴーキャットジムのアゴを打ち抜き、チャンピオンが前のめりに崩れ落ちます。

「やったー、めっちゃ効いた！抜群のタイミング！うわっ、テーパリットが立ち上がってきた。勝負だよ、河野選手！倒せるよ！」と絶叫しながら河野公平選手に声援を送る管理人。テーパリット・ゴーキャットジムは立ち上がってきましたが、ダメージはかなり深いですね。

河野公平選手は試合が再開されると同時にテーパリット・ゴーキャットジムに襲いかかり、体ごとロープに押し込んで強烈な連打！テーパリット・ゴーキャットジムも打ち合って必死にピンチを脱出しようとしますが、河野公平選手が右フックを顔面に叩き込み、2度目のダウンを奪います。

フラフラになりながら立ち上がったテーパリット・ゴーキャットジム。亀田大毅選手、清水智信選手、名城信男選手を次々と撃破した「日本人キラー」が勝利への執念をみせます。しかし、最後は、河野公平選手がテーパリット・ゴーキャットジムに怒涛の連打を叩き込み、3度目のダウンを奪って勝負あり！

3度目の世界タイトル挑戦となった河野公平選手が何度も日本人ボクサーに立ちふさがったテーパリット・ゴーキャットジムに4ラウンドKO勝ちを飾り、悲願のチャンピオンベルトを手にしました。

感動的な世界タイトル奪取でしたね！日本中のボクシングファンが河野公平選手に総立ちで声援を送った4ラウンドだったのではないでしょうか？テーパリット・ゴーキャットジムにKO勝ちですよ！すげえ！完璧な作戦を完璧に実行した河野公平選手と陣営の皆さんに大きな拍手を送りたいです！

河野公平選手が悲願の王座奪取を果たしたことで、日本人の世界チャンピオンがまたひとり増えました。日本ボクシング界、めちゃめちゃ熱いですよ！2013年は王座統一を果たした内山高志選手と一緒にアメリカで試合をしてほしいなあ。河野公平選手の初戴冠に熱狂しまくった名勝負でした。めっちゃうれしいです！

河野公平選手とテーパリット・ゴーキャットジムの試合結果