WBA世界ミニマム級王座決定戦
ランキング2位 | 宮崎亮(日本) 戦績:20戦17勝10KO3分 |
ランキング4位 | ポンサワン・ポープラムック(タイ) 戦績:32戦27勝17KO4敗1分 |
宮崎亮選手とポンサワン・ポープラムックの試合内容
無敗の快進撃を続ける宮崎亮選手が空位のWBA世界ミニマム級タイトルをかけてポンサワン・ポープラムックと激突します。宮崎亮選手は、同じジムの井岡一翔選手のライトフライ級転向で空位になった世界タイトルを手にすることができるでしょうか?
試合は、ドッシリと構えて強打を打ち込もうとするポンサワン・ポープラムックに対して、宮崎亮選手がサークリングしながら左ジャブを突き、左フックや左アッパーへつなげる展開で始まります。世界タイトル初挑戦の宮崎亮選手。動きがすごくいいですね。
3ラウンドに入ると、お互いが手数を増やし、打ち合う場面が目立つようになります。ガードを固めて距離を詰めようとするポンサワン・ポープラムックに対して、宮崎亮選手は鋭い左ジャブからカウンターを打ち込み、すぐにポジションを変えて対応しています。
「宮崎選手がうまくポンサワンの強打を回避してるね。ポンサワンはパンチを当てながらリズムを作るタイプなんで、空振りさせながら主導権を握りたいなあ」と宮崎亮選手の応援に力が入る管理人。
一方のポンサワン・ポープラムックは、宮崎亮選手のフットワークを封じるため、ボディー攻撃を増やし始めます。タフなポンサワン・ポープラムックはある程度の被弾を覚悟で距離を詰め、執拗なボディー攻撃で宮崎亮選手のフットワークとスタミナを奪う作戦のようです。
「このボディー攻撃は嫌だなあ。もらいすぎると後半に影響が出そうなんで、宮崎選手は接近戦で勝負するか、アウトボクシングで勝負するか、徹底したいね。迷うと打ち合いに巻き込まれて消耗戦になりそうなんで注意したいなあ」と宮崎亮選手のボクシングに注目する管理人。
試合中盤は、ポンサワン・ポープラムックが宮崎亮選手を追い回し、宮崎亮選手がカウンターで応戦する展開が続きます。どちらもクリーンヒットを奪ったり、奪われたり、手に汗握る一進一退の攻防が繰り広げられています。
試合終盤に突入しても、宮崎亮選手とポンサワン・ポープラムックの手数は減りません。激しいパンチの応酬が繰り広げられ、壮絶な我慢比べが続きます。試合はどちらも一歩も引かないまま最終ラウンド終了のゴング。勝敗は3人のジャッジに委ねられます。
結果は、2人が宮崎亮選手、1人がポンサワン・ポープラムックを支持。大激戦の末、宮崎亮選手がポンサワン・ポープラムックに12ラウンド判定勝ちを飾り、世界タイトル初挑戦で、悲願の世界チャンピオンベルトを奪取しました。
めちゃめちゃ苦しい試合だったと思うのですが、宮崎亮選手が見事に乗り切りましたね!宮崎亮選手の世界タイトル奪取で、またまた日本人の世界チャンピオンが増えました。軽量級はすごい活気です!初防衛戦でもボクシング界を盛り上げてほしいです。感動的な打ち合いだったなあ。
宮崎亮選手とポンサワン・ポープラムックの試合結果
試合結果 | 宮崎亮選手が12ラウンド2-1の判定勝ち。初の世界タイトル挑戦でチャンピオンベルトを手にしました。 【公式ジャッジの採点結果】
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