WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ

ローマン・ゴンサレス対ファン・フランシスコ・エストラーダの試合内容

ニカラグアが誇る全勝チャンピオンのローマン・ゴンサレスがメキシコ出身のタフなファン・フランシスコ・エストラーダを迎えて5度目の防衛戦を行います。どちらも軽量級と思えないKO率を誇る注目の強打者対決ですね。

試合は、ガードを固めて距離を詰め、自慢の強打を叩き込もうとするチャンピオンのローマン・ゴンサレスに対して、挑戦者のファン・フランシスコ・エストラーダが左ジャブから右ストレート、左ボディーブローを打ち込んで応戦する展開で始まります。

「エストラーダはフットワークを使いながら上下にパンチを打ち分けて、ゴンサレスに的を絞らせないボクシングだね。さあ、ゴンサレスはどうやって距離を詰めるかな？距離がポイントになりそうな試合だぞ」と両者のボクシングに注目する管理人。

1ラウンド終盤になると、ローマン・ゴンサレスが中間距離から右ストレートや左フックを放ち、プレッシャーをかけ、少しずつ距離を詰めます。ファン・フランシスコ・エストラーダも上下にパンチを打ち分けて応戦。手数の多いスリリングな展開です。

2ラウンドに入ると、ローマン・ゴンサレスが攻勢を強め、ファン・フランシスコ・エストラーダが後退するシーンが増えてきます。ローマン・ゴンサレスのプレッシャーを強くなってきましたね。

3ラウンド以降は、ローマン・ゴンサレスがファン・フランシスコ・エストラーダにプレッシャーをかける展開が続き、ロープに詰めて上下に強打を叩き込みます。一方、ファン・フランシスコ・エストラーダはプレッシャーをかけられながらも打ち終わりにパンチを出して必死に応戦しています。

「ゴンサレスが一気に主導権を握るかと思ったけど、エストラーダのパンチも入ってるね。ただ、ダメージはエストラーダのほうが深いなあ。エストラーダはスタミナが残っている中盤で一度勝負に行けるといいんだけど。中盤で食い止めれば、終盤勝負に持ち込める可能性もあるよ」とファン・フランシスコ・エストラーダのボクシングに注目する管理人。

6ラウンドに入ると、ローマン・ゴンサレスがファン・フランシスコ・エストラーダをロープに詰めて強烈なパンチを上下に打ち分けます。特に、左ボディーブローが効果的！ファン・フランシスコ・エストラーダの体が丸まる破壊力です。

「エストラーダは厳しくなってきたかな？ゴンサレスも楽な展開じゃないんだけど、きっちりと主導権を握りながら戦うところはさすがだよ。ディフェンスの差がダメージの差につながってる感じだなあ」とローマン・ゴンサレスのボクシングに拍手を送る管理人。

8ラウンド中盤、ローマン・ゴンサレスがファン・フランシスコ・エストラーダをロープに詰めて連打を浴びせます。「エストラーダは限界かな？」と思ったのですが、ローマン・ゴンサレスの打ち終わりを待って、ファン・フランシスコ・エストラーダが怒涛の連打で反撃！ローマン・ゴンサレスが驚いています。

「なぬっ！エストラーダ、すごいなあ。ゴンサレスが打ち疲れたところへ一気にパンチをまとめたね。めちゃめちゃタフだなあ」とファン・フランシスコ・エストラーダの奮闘に拍手を送る管理人。最も苦しい終盤で、これだけ勝負できるところはポテンシャルの証明ですね。

試合終盤は、KOを狙って前進するローマン・ゴンサレスに対して、ファン・フランシスコ・エストラーダが必死に応戦する展開が続き、12ラウンド終了のゴング。勝敗は3人のジャッジに委ねられます。

結果は3人のジャッジすべてがチャンピオンのローマン・ゴンサレスを支持。全勝チャンピオンのローマン・ゴンサレスが手数が多いタフな挑戦者のファン・フランシスコ・エストラーダに12ラウンド判定勝ちを飾り、5度目の防衛に成功しました。

手数の多いエキサイティングな打ち合いでしたね！勝ったローマン・ゴンサレスはもちろん、敗れたファン・フランシスコ・エストラーダにも大きな拍手を送りたいです。パンチの的確さとディフェンスの差が勝敗を分けた印象ですが、ファン・フランシスコ・エストラーダの終盤の反撃に驚いたボクシングファンも多いのではないでしょうか？

さあ、ローマン・ゴンサレスが勝ったことで、将来的に日本の井岡一翔選手と対戦する可能性が出てきました。もし実現したら、パワーのローマン・ゴンサレスに対して、井岡一翔選手がスピードを生かしながら、どんなボクシングで勝負するのかにスポットライトがあたりそうですね。実現するかな？

ローマン・ゴンサレス対ファン・フランシスコ・エストラーダの試合結果