WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
チャンピオン | 井岡一翔(日本) 戦績:11戦全勝7KO |
挑戦者 | ビサヌ・ゴーキャットジム(タイ) 戦績:53戦43勝11KO8敗2分 |
井岡一翔選手とビサヌ・ゴーキャットジムの試合内容
2階級制覇を成し遂げた井岡一翔選手が豊富なキャリアを誇るビサヌ・ゴーキャットジムを迎えてライトフライ級タイトルの初防衛戦を行います。全勝の快進撃を続ける井岡一翔選手がどんなボクシングでサウスポーの挑戦者を攻略するのか、めっちゃ楽しみですね。
試合は、左ジャブを連打しながら右ストレートを上下に打ち分けるチャンピオンの井岡一翔選手に対して、挑戦者のビサヌ・ゴーキャットジムがガードを固めながら力強いパンチで応戦する展開で始まります。
「おおお!サウスポーが相手だけど、全く関係ないね。井岡選手の左ジャブがすごいよ。ビサヌはかなり戸惑ってるね」と井岡一翔選手の左ジャブに大きな拍手を送る管理人。サウスポーを相手に左ジャブで組み立てられるところは、さすが井岡一翔選手ですね。
3ラウンドに入ると、井岡一翔選手が左ジャブだけでなく、右ストレートをリードパンチに使い始め、ビサヌ・ゴーキャットジムにプレッシャーをかけます。井岡一翔選手はディフェンスを大事にしながら、距離に気を配り、いろいろと試しながら戦っている印象です。
「顔面を二刀流で攻めて、狙いはボディかな?ひとつひとつのパンチを確認して自分の課題をクリアしながら戦っている雰囲気だなあ」と井岡一翔選手のボクシングに興味津々の管理人。右ストレートのダブルや右ボディブローのダブルをはじめ、日本人ボクサーがあまり使わないコンビネーションを打ち込みます。
4ラウンドに入ると、ビサヌ・ゴーキャットジムが自分からプレッシャーをかけて、勝負に出ます。しかし、井岡一翔選手が多彩なリードパンチと的確なコンビネーションブローで応戦し、ビサヌ・ゴーキャットジムを後退させます。
ビサヌ・ゴーキャットジムはパンチを出すと、打たれそうな雰囲気がするのでしょうか?井岡一翔選手のカウンターを警戒して、パンチが出なくなってきましたね。6ラウンドに入ると、井岡一翔選手がアッパーを使い始め、コンビネーションブローでビサヌ・ゴーキャットジムを圧倒します。
井岡一翔選手が主導権を握り、迎えた9ラウンド残り30秒。ビサヌ・ゴーキャットジムをロープへ詰めて、井岡一翔選手が強烈な右フックを叩き込みます。勝利への執念をみせるビサヌ・ゴーキャットジムは必死で応戦。ダメージを抱えながらパンチを出して前進します。
次の瞬間、井岡一翔選手がバックステップで距離を取り、右のロングアッパーをボディへ2連打!ビサヌ・ゴーキャットジムが苦悶の表情を浮かべて崩れ落ち、勝負あり。井岡一翔選手が9ラウンドKO勝ちでライトフライ級タイトルの初防衛に成功しました。
井岡一翔選手がビサヌ・ゴーキャットジムに何もさせない圧勝でしたね!いろいろなパンチを試しながら戦っている井岡一翔選手の姿を目にして「チャンピオンレベルじゃないと、試合にならないんじゃないかな?格が違いすぎるもん」と感じたファンも多いのではないでしょうか?
圧巻の勝利でライトフライ級タイトルの初防衛に成功した井岡一翔選手。「サウスポーが相手でも全く問題なかったね。戦い終わったあとの顔がきれいすぎるよ。着実に完成形に近づいてるなあ」と大きな拍手を送った若きスーパースターの圧勝劇でした。今年もMVPの大本命かな?
井岡一翔選手とビサヌ・ゴーキャットジムの試合結果
試合結果 | 井岡一翔選手が9ラウンドKO勝ち。ライトフライ級タイトルの初防衛に成功しました。 |