WBA世界フェザー級タイトルマッチ
チャンピオン | クリス・ジョン(インドネシア) 戦績:50戦48勝22KO2分 |
挑戦者 | 細野悟(日本) 戦績:25戦23勝17KO2敗 |
細野悟選手とクリス・ジョンの試合内容
強打を誇る日本の細野悟選手が、インドネシアが誇る無敗チャンピオンのクリス・ジョンに挑戦する注目の世界タイトルマッチです。悲願の世界タイトル奪取に燃える細野悟選手が、敵地インドネシアに乗り込む決意の大一番ですね。
細野悟選手が挑戦するクリス・ジョンは10年に渡り、世界チャンピオンに君臨するフェザー級の象徴。細野悟選手が3度目の正直で悲願の世界タイトルを奪取するのか?クリス・ジョンが18度目の防衛に成功するのか?決戦の幕開けを告げるゴングが鳴り響きます。
試合は、左ジャブを突きながら積極的に攻撃を仕掛ける挑戦者の細野悟選手に対して、チャンピオンのクリス・ジョンが左ジャブを連打して応戦する展開で始まります。どちらも手数が多く、スリリングな立ち上がりですね。
「おおお!細野選手、ナイス!ジョンも気合いが入ってるね。ジョンはアウトボクシングをしてくるかと思ったけど、細野選手の前進を打ち合って止める作戦だよ。激しい試合になりそうだぞ」と熱戦の予感に大興奮の管理人。
2ラウンドに入ると、チャンピオンのクリス・ジョンがパンチに力を込めて、細野悟選手の前進を食い止めようとします。一方、細野悟選手は左ジャブを突きながらガードを固めて距離を詰め、射程圏内に入ると、力強いパンチを上下に連打!激しい打ち合いが展開されています。
「よっしゃ!細野選手がジョンの持ち味をうまく消してるね。めっちゃ期待が持てる序盤だよ」と思っていると、3ラウンド序盤、細野悟選手の頭がクリス・ジョンの眉間に当たり、クリス・ジョンが大出血。顔面をカットしたクリス・ジョンがドクターのチェックを受けます。
ドクターの判断は続行可能。試合が再開されます。「ジョンのキズが深いんで、途中で止まるかもしれないなあ。負傷判定の可能性もあるんで、細野選手、飛ばしていきたいよ」と応援に力が入る管理人。細野悟選手は積極的に攻撃して、ポイントを奪おうとしていますね。
細野悟選手もクリス・ジョンも「勝負」と感じているようで、激しい打ち合いが展開されています。お互いに一歩も譲らない打ち合いが続き、迎えた3ラウンド残り50秒。レフェリーが試合を中断し、再びドクターにクリス・ジョンのキズのチェックを要請します。
「うわっ、2度目のチェック。試合が止まるかも」と思っていると、ドクターのアドバイスを受けたレフェリーが両手を交差。偶然のバッティングにより、細野悟選手の3度目の世界タイトル挑戦は無念の3ラウンド負傷引き分けに終わりました。
いやー、めちゃめちゃ残念な結果に終わってしまいましたね。細野悟選手の気迫のこもった攻撃を目にして「いけるよ、細野選手」と期待した日本のボクシングファンがたくさんいたと思います。細野悟選手のパンチがクリス・ジョンをとらえていただけに本当に残念です。
無念の負傷引き分けで、悲願の世界タイトルに手が届かなかった細野悟選手。「この試合こそ再戦が必要でしょ」と思わずテレビに話しかけてしまった管理人でした。勝てそうな雰囲気だったんだけどなあ。ぜひリマッチを!
細野悟選手とクリス・ジョンの試合結果
試合結果 | 偶然のバッティングにより、3ラウンド負傷引き分け。 |