WBC暫定世界スーパーライト級タイトルマッチ
チャンピオン | ルーカス・マティセ(アルゼンチン) 戦績:35戦32勝30KO2敗1無効試合 |
挑戦者 | マイク・ダラス(アメリカ) 戦績:22戦19勝8KO2敗1分 |
ルーカス・マティセ対マイク・ダラスの試合内容
アルゼンチンが誇る強打者のルーカス・マティセがテクニシャンのマイク・ダラスを迎えて暫定タイトルの初防衛戦を行います。ルーカス・マティセの強打が炸裂するのか?マイク・ダラスがカウンターでペースを握るのか?将来のビッグマッチのカギを握る大一番です。
試合は、左ジャブから右ストレートを積極的に狙う挑戦者のマイク・ダラスに対して、チャンピオンのルーカス・マティセがガードを高く構えてディフェンスを大事に戦いながら、力強いパンチで応戦する展開で始まります。
「おおお、ダラスが立ち上がりから積極的だね。序盤で主導権を握って、マティセのリズムを崩そうとする作戦かな?でも、マティセが全く動じることなく冷静に戦ってる印象だなあ。どっちが主導権を握るかな?」と思っていると、試合は突然のエンディングを迎えます。
【Photo:The Ring Magazine】
1ラウンド中盤に入ると、マイク・ダラスのスピードに慣れてきたルーカス・マティセが攻撃にシフトし、少しずつマイク・ダラスにプレッシャーをかけます。マイク・ダラスは、スピードを生かして距離を保とうとしていますが、ロープを背負う場面が増えてきました。
「立ち上がりから勝負にいったダラスだけど、マティセのプレッシャーと強打で押し戻されちゃった印象だね」と思っていると、1ラウンド残り50秒、マイク・ダラスが左ジャブを打ち込んだ瞬間、ルーカス・マティセが右ストレートのカウンターをテンプルに叩き込み、マイク・ダラスが崩れ落ちます。
【Photo:The Ring Magazine】
「うぎゃ!これは決まった!」とルーカス・マティセの強打に絶叫する管理人。崩れ落ちたマイク・ダラスは動くことができず、勝負あり。ルーカス・マティセが1ラウンド衝撃のKO勝利を飾り、暫定タイトルの初防衛に成功しました。
ルーカス・マティセの強打が炸裂しましたね!ダウンしたマイク・ダラスの状態を目にして「大丈夫かな?ダラス」と心配になっちゃいました。ルーカス・マティセの破壊力を改めて実感した瞬間でした。
【Photo:The Ring Magazine】
暫定タイトルの初防衛に成功したルーカス・マティセは5月18日(日本時間5月19日)にIBF世界スーパーライト級チャンピオンのレイモント・ピーターソンと対戦することが決まっています。凄まじい激闘になりそうな好カードですね!
4月にザブ・ジュダーと防衛戦を行うWBC世界スーパーライト級チャンピオンのダニー・ガルシアが勝って、ルーカス・マティセもレイモント・ピーターソンに勝てば、秋以降に大注目の王座統一戦が実現する可能性があるので、今後もルーカス・マティセから目が離せませんね!強かったなあ。
ルーカス・マティセ対マイク・ダラスの試合結果
試合結果 | ルーカス・マティセが1ラウンドKO勝ち。圧巻のKO勝利で初防衛に成功しました。 |