WBA世界ミニマム級タイトルマッチ
チャンピオン | 宮崎亮(日本) 戦績:21戦18勝10KO3分 |
挑戦者 | カルロス・ベラルデ(メキシコ) 戦績:25戦22勝13KO2敗1分 |
宮崎亮選手とカルロス・ベラルデの試合内容
無敗チャンピオンの宮崎亮選手が、好戦的なカルロス・ベラルデを地元の大阪に迎えて、WBA世界ミニマム級タイトルの初防衛戦を行います。宮崎亮選手にとって、安定政権を築くための第一歩となる戦いが幕を開けます。
試合は、お互いが左ジャブを突きながら距離を詰め、パンチを上下に打ち分ける展開で始まります。宮崎亮選手もカルロス・ベラルデも射程圏内に入ると、左右のフックを顔面に打ち込み、アッパーをボディへ叩き込む攻撃的なボクシングです。
2ラウンドに入ると、宮崎亮選手が左ジャブから左フックを連打し、プレッシャーをかけます。一方のカルロス・ベラルデはガードを固めて距離を詰め、左フックを上下に打ち分けて応戦。ラウンドの後半になると、宮崎亮選手が距離を取って、アウトボクシングを展開します。
3ラウンドに入ると、挑戦者のカルロス・ベラルデがプレッシャーを強め、アウトボクシングをしようとしていた宮崎亮選手が応戦。終了間際には、宮崎亮選手の右アッパー、カルロス・ベラルデの左フックがヒットし、一進一退の攻防が続きます。
4ラウンドに入ると、宮崎亮選手が距離を取り、懐に入ってくるカルロス・ベラルデに対して、カウンターを狙う作戦に切り替えます。宮崎亮選手は左ジャブで突き放して、呼び込んだところへ左フックのカウンターを狙っている印象です。
「宮崎選手は長丁場を考えた作戦かな?あ、右ストレートのカウンターがいい感じ。右が出ると、左が生きるんで、右ストレートがカギになるかもしれないなあ」と思い始めた5ラウンド残り40秒、宮崎亮選手がカルロス・ベラルデを呼び込んで、左フックを一閃します。
宮崎亮選手が放った完璧な一撃がカルロス・ベラルデのアゴを直撃です!カルロス・ベラルデが大の字に崩れ落ちた瞬間、レフェリーが試合をストップ。宮崎亮選手がカルロス・ベラルデに5ラウンドTKO勝ちを飾り、初防衛に成功しました。
すさまじいフィニッシュでしたね!カルロス・ベラルデが崩れ落ちた瞬間「決まった!」と確信できる会心の一撃でした。今後は、減量との戦いになるのかな?「一撃で倒せるタイミングを持つ軽量級ボクサーの魅力」を堪能できた宮崎亮選手の初防衛戦でした。
宮崎亮選手とカルロス・ベラルデの試合結果
試合結果 | 宮崎亮選手が5ラウンドTKO勝ち。見事な左フックで初防衛に成功しました。 |