WBC世界スーパーミドル級王座決定戦
ランキング1位 | サキオ・ビカ(オーストラリア・カメルーン出身) 戦績:38戦31勝21KO5敗2分 |
ランキング3位 | マルコ・アントニオ・ペリバン(メキシコ) 戦績:20戦全勝13KO |
サキオ・ビカ対マルコ・アントニオ・ペリバンの試合内容
ランキング1位のサキオ・ビカとランキング3位のマルコ・アントニオ・ペリバンが空位のWBC世界スーパーミドル級タイトルをかけて激突します。初の世界タイトル奪取に成功するボクサーは4度目の世界戦となるサキオ・ビカでしょうか?それとも、全勝のマルコ・アントニオ・ペリバンでしょうか?
試合は、左ジャブを突いて前進しながら、思い切り右ストレートを打ち込むサキオ・ビカに対して、マルコ・アントニオ・ペリバンが左右に動きながらカウンターの右ストレートを狙う展開で始まります。
「攻撃型のビカと万能型のペリバン。前進してパンチを当て続けることができれば、ビカが有利。常にポジションを変えてカウンターを打ち続けることができれば、ペリバンが有利かな?」と序盤の主導権争いに注目する管理人。サキオ・ビカは立ち上がりからブンブン振り回していますね。
3ラウンドに入ると、サキオ・ビカがプレッシャーを強めます。一方のマルコ・アントニオ・ペリバンは、力強いカウンターで応戦。サキオ・ビカがめちゃめちゃタフなので、何事もなかったかのように前進を続けていますが、マルコ・アントニオ・ペリバンのカウンターが決まっていますね。
中盤は一進一退の攻防が続き、試合は勝負の終盤へ突入します。ラウンドが進むに連れて、マルコ・アントニオ・ペリバンが踏ん張ってパンチを打つシーンが増え、8ラウンド終盤になると、どちらも被弾する壮絶な打ち合いが展開されます。
10ラウンドに入ると、サキオ・ビカに疲れが見え始め、マルコ・アントニオ・ペリバンが積極的に攻撃を仕掛けます。疲れの影響で、動きが鈍ってきたサキオ・ビカですが、打たれたら必ず打ち返し、簡単に主導権を渡しません。
「めちゃめちゃ壮絶な死闘になってきたね。ビカもペリバンもすごいなあ。どっちもギリギリの状態で戦っているんで、ダウンを奪う可能性も奪われる可能性もありそうだぞ」と終盤の壮絶な戦いに大興奮の管理人。悲願の世界タイトル奪取へ向けて、お互いが持てる力を出し切ろうとしていますね。
最終ラウンドは、お互いのパンチがクリーンヒットする壮絶な打撃戦!開始20秒、マルコ・アントニオ・ペリバンが強烈な右ストレートをテンプルへ叩き込み、サキオ・ビカが後退します。一気に勝負を決めたいマルコ・アントニオ・ペリバンはサキオ・ビカに襲いかかります。
ところが、驚異のタフネスを誇るサキオ・ビカがフラフラになりながら反撃!左右のフックを前進するマルコ・アントニオ・ペリバンに叩き込みます。サキオ・ビカもマルコ・アントニオ・ペリバンもどちらもフラフラです!
「うわ、すごい!どっちも立ってるだけで精一杯だよ。ビカもペリバンもよく耐え抜いてるね」と両者に大きな拍手を送る管理人。最後まで壮絶な打ち合いが続き、試合終了のゴング。勝敗の3人のジャッジに委ねられます。
採点の結果、1人が引き分け、2人のジャッジがサキオ・ビカを支持。大熱戦の末、サキオ・ビカがマルコ・アントニオ・ペリバンに12ラウンド判定勝ちを飾り、4度目の世界タイトル挑戦で悲願の世界チャンピオンベルト奪取に成功しました。
サキオ・ビカもマルコ・アントニオ・ペリバンも全力を尽くした、すばらしい激闘でしたね。大接戦の末、サキオ・ビカが勝利を手にしましたが、マルコ・アントニオ・ペリバンが勝ってもおかしくない試合だったと思います。2対0の判定だったので、再戦があるかもしれませんね。リマッチも激闘になるんだろうなあ。
サキオ・ビカ対マルコ・アントニオ・ペリバンの試合結果
試合結果 | サキオ・ビカが12ラウンド判定勝ち。4度目の世界タイトル挑戦で悲願のベルト奪取に成功しました。 【公式ジャッジの採点結果】
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