IBF世界フェザー級チャンピオン
チャンピオン | イブゲニー・グラドビッチ(ロシア) 戦績:27戦全勝8KO |
挑戦者 | ビリー・ディブ(オーストラリア) 戦績:39戦36勝21KO2敗1無効試合 |
イブゲニー・グラドビッチ対ビリー・ディブの再戦の試合内容
IBF世界フェザー級チャンピオンのイブゲニー・グラドビッチが、前チャンピオンのビリー・ディブを迎える因縁の再戦。イブゲニー・グラドビッチが連勝を飾り、2度目の防衛に成功するのでしょうか?それとも、ビリー・ディブがリベンジを果たし、王座返り咲きに成功するのでしょうか?注目のリマッチは、再び激闘となりました。
試合は、ガードを固めて距離を詰めながら、ワンツーを連打するチャンピオンのイブゲニー・グラドビッチに対して、挑戦者のビリー・ディブが左ジャブを突きながら距離を保ち、カウンターを狙う展開で始まります。イブゲニー・グラドビッチの手数がめちゃめちゃ多いですね。
「初戦で勝ってるグラドビッチは自信満々の攻撃だね。逆に、ディブはグラドビッチの猛攻に戸惑っているみたい。どっちの距離で戦うかで、ガラリとペースが変わりそうな試合だぞ」と立ち上がりの攻防に注目する管理人。イブゲニー・グラドビッチのプレッシャーがめっちゃ強烈ですね。
【Photo:HBO】
2ラウンドに入ると、ビリー・ディブが自分から攻撃に出て、主導権を握ろうとしますが、イブゲニー・グラドビッチが手数で押し返し、主導権を渡しません。どちらも思い切りパンチを打ち込んでいるので、当たれば倒れそうな雰囲気がリングを包んでいますね。
4ラウンド以降は、ビリー・ディブが攻撃を強め、イブゲニー・グラドビッチが真っ向から応戦する激しい打撃戦が続き、迎えた6ラウンド残り1分。イブゲニー・グラドビッチが鋭いワンツーを叩き込み、ビリー・ディブからダウンを奪います。
「右ストレートが思ったより伸びたね。意外とダメージあるんじゃないかな?」とビリー・ディブのボクシングに注目する管理人。ダウンを奪われたビリー・ディブはフットワークを使って、追撃を回避しようとしますが、イブゲニー・グラドビッチがプレッシャーを強め、ビリー・ディブをコーナーに詰めて、パンチを連打します。
【Photo:HBO】
ダウンを奪ったイブゲニー・グラドビッチは8ラウンドにも猛然と連打を打ち込み、主導権を握ります。ビリー・ディブは、サウスポーにスイッチしたり、カウンターを狙ったり、いろいろな工夫をしていますが、ダメージの影響で反応が少し遅れているようです。
イブゲニー・グラドビッチがビリー・ディブを圧倒し始め、迎えた9ラウンド1分。イブゲニー・グラドビッチが強烈な右アッパーと右ストレートを打ち込み、ビリー・ディブの体が流れます。次の瞬間、セコンドが試合ストップを要請し、勝負あり。イブゲニー・グラドビッチがビリー・ディブに9ラウンドTKO勝ちを飾り、2度目の防衛に成功しました。
イブゲニー・グラドビッチの止まらない連打が、ビリー・ディブの執念を上回った試合でしたね。どちらも序盤から手数が多く、好戦的な見応えのある熱戦でした。勝ったイブゲニー・グラドビッチだけでなく、敗れたビリー・ディブにも大きな拍手を送りたいです!激闘だったなあ。
試合結果 | イブゲニー・グラドビッチが9ラウンドTKO勝ち。因縁の再戦に勝利し、2度目の防衛に成功しました。 |