OPBF東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦
ランキング1位 | 井上尚弥(日本) 戦績:4戦全勝3KO |
ランキング2位 | ヘルソン・マンシオ(フィリピン) 戦績:24戦18勝9KO3敗3分 |
井上尚弥選手とヘルソン・マンシオの試合内容
日本のボクシングファンの期待を背負う井上尚弥選手がプロ5戦目でOPBF東洋太平洋タイトルに挑戦する注目の大一番。日本ボクシング界が誇る「怪物」井上尚弥選手はフィリピンのヘルソン・マンシオを撃破し、世界タイトル挑戦へ大きな一歩を踏み出すことができるでしょうか?
試合は、お互いがガードを高く構えて左ジャブを突きながら、相手の戦力を分析する展開で始まります。「井上選手の左ジャブがシャープだね。スピードは一枚も二枚も上回ってる感じだよ」と思っていると、1ラウンド1分すぎ、井上尚弥選手がコンパクトな左フックを叩き込み、ヘルソン・マンシオの動きが止まります。
「あ、効いた!」と思った瞬間、井上尚弥選手がコンパクトな右ストレートを連打!ヘルソン・マンシオは力強いパンチを打ち返して追撃を回避しようとしますが、井上尚弥選手がコンパクトなコンビネーションを上下に打ち分け、いきなり主導権を握ります。
「いやー、すばらしい!井上選手は完璧な立ち上がりだよ。パンチがめちゃめちゃキレてるなあ」と井上尚弥選手に大きな拍手を送る管理人。2ラウンドに入ると、井上尚弥選手が攻勢を強め、ヘルソン・マンシオを圧倒します。ヘルソン・マンシオは、井上尚弥選手のスピードに全くついていくことができません。
「やりたい放題になってきたなあ」と思っていると、2ラウンド残り1分。井上尚弥選手が強烈な左ボディブローを叩き込み、ヘルソン・マンシオが後退。ヘルソン・マンシオの状態を確認した井上尚弥選手は、すかさず追撃して、右ストレートでダウンを奪います。
3ラウンドに入ると、ダウンを奪われたヘルソン・マンシオが勝負に出ます。右フックを強振しますが、井上尚弥選手は冷静にヘルソン・マンシオの攻撃をかわし、的確な左ボディブローを連打!井上尚弥選手の左ボディブローを浴び続けたヘルソン・マンシオは足が出なくなってきました。
4ラウンドはガードを固めて距離を詰めようとするヘルソン・マンシオに対して、井上尚弥選手が的確なアッパーを叩き込み、迎えた5ラウンド残り40秒。井上尚弥選手がスマッシュ気味の右アッパーをヒットさせ、ヘルソン・マンシオの動きが止まります。
「効いた!」と思った瞬間、井上尚弥選手が一気に攻勢を強め、パンチを連打!最後は、ヘルソン・マンシオが防戦一方になったところで、レフェリーが試合をストップ。井上尚弥選手がヘルソン・マンシオに5ラウンドTKO勝ちを飾り、OPBF東洋太平洋タイトル獲得に成功しました。
井上尚弥選手が完璧なボクシングでヘルソン・マンシオを圧倒した試合でしたね。特に、距離感が抜群で、ヘルソン・マンシオのパンチをステップバックでかわした次の瞬間、間髪入れず攻撃にシフトするスムーズな動きは圧巻でした!ポジションに気を配りながら、パンチを丁寧に打ち込む姿がめちゃめちゃ印象に残っています。
プロ5戦目で恐るべき進化を見せつけた井上尚弥選手。「短期間で、めちゃくちゃ強くなってる!パンチのキレが普通じゃないよ。ポジショニングも絶妙だったなあ。世界チャンピオンになる日は遠くないでしょ?」と思わず期待してしまう「怪物」の圧勝劇でした。2014年は勝負の年になるのかな?