WBAインターコンチネンタル・ウェルター級タイトルマッチ
チャンピオン | マルコス・マイダナ(アルゼンチン) 戦績:36戦33勝30KO3敗 |
挑戦者 | ホセシト・ロペス(アメリカ) 戦績:36戦30勝18KO5敗1無効試合 |
マルコス・マイダナ対ホセシト・ロペスの試合内容
持ち前の強打を武器にボクシングの本場アメリカで旋風を巻き起こしているマルコス・マイダナと勇敢なボクシングスタイルで人気でホセシト・ロペスが激突する注目のサバイバルマッチ。熱きファイター対決を制して、世界タイトルマッチへ近づくボクサーはどちらでしょうか?
試合は、お互いが左ジャブを積極的に突きながら右ストレートを果敢に打ち込むスリリングな展開で始まります。どちらも負けん気が強いボクサーで、パンチを振り抜く思い切りの良さがあるので、目が離せない試合になりそうですね。
「マイダナはゴリゴリと正面からプレッシャーをかけてるね。逆に、ロペスは押したり、引いたりを繰り返しながら、パンチを打ち込む作戦みたい。ロペスは緩急をつけながら、勝負どころでパンチを集めて、マイダナの前進を食い止めたいね」と両者の作戦に注目する管理人。
【Photo:Showtime】
立ち上がりは、ホセシト・ロペスがマルコス・マイダナの強打に巻き込まれないよう、距離をキープしながら戦っていましたが、2ラウンドに入ると、マルコス・マイダナがプレッシャーを強め、ホセシト・ロペスをロープに追い詰めようとします。
一方のホセシト・ロペスは力強いパンチで応戦。4ラウンドに入ると、ホセシト・ロペスが逆にプレッシャーを強め、パンチを上下に打ち分けます。4ラウンド中盤には、ホセシト・ロペスのボディブローがマルコス・マイダナに突き刺さり、動きが止まります。
「強烈!ロペスはマイダナの弱点をうまく攻撃してるね」と思っていると、今度は、マルコス・マイダナが強烈なボディブローをお返し!負けん気の強い両雄が、すさまじい打ち合いを演じています。
【Photo:Showtime】
「ラウンドごとに流れが変わる一進一退の攻防になってきたね。下がったボクサーが負けの死闘になりそうだぞ」と思い始めた6ラウンド50秒。マルコス・マイダナが強烈な右ストレートをテンプルへ叩き込み、ダウンを奪います。
「めっちゃ効いた!」と絶叫してしまう管理人。一気に勝負を仕掛けるマルコス・マイダナは、ホセシト・ロペスをコーナーに詰め、パンチを上下に打ち分けます。必死にブロッキングをするホセシト・ロペスですが、パンチをもらっていますね。
最後は、マルコス・マイダナが強烈な右ストレートを叩き込んだところで、レフェリーが試合をストップ!マルコス・マイダナが熱戦の末、ホセシト・ロペスに6ラウンドTKO勝ちを飾り、サバイバルマッチに勝利しました。
【Photo:Showtime】
マルコス・マイダナがチャンスを逃さず、一気にホセシト・ロペスを仕留めた試合でしたね。「ロペスにもチャンスはあったと思うんだけど、勝負どころを見極める能力と経験の差が勝負を分ける決め手になったかな?」と思える内容でした。
圧巻のKO勝ちで存在感をアピールしたマルコス・マイダナは、近い将来、2階級制覇をかけてウェルター級の世界タイトルへ挑戦するチャンスを手にすることが濃厚です。「誰の世界タイトルに挑戦するか」はめっちゃ興味深いですね。
フロイド・メイウェザー、エイドリアン・ブローナー、デボン・アレキサンダー、ティモシー・ブラッドリー。相性が良いとは言えないチャンピオンばかりですが、マルコス・マイダナは一気に試合を終わらせる爆発力があるので、期待感はありますね。エイドリアン・ブローナーと「いま戦ったら」おもしろい気がするんだけどなあ。
マルコス・マイダナ対ホセシト・ロペスの試合結果
試合結果 | マルコス・マイダナが6ラウンドTKO勝ち。サバイバルマッチに快勝しました。 |