IBF世界ミニマム級タイトルマッチ
チャンピオン | 高山勝成(日本) 戦績:32戦25勝10KO6敗1無効試合 |
挑戦者 | ベルギリオ・シルバーノ(フィリピン) 戦績:20戦17勝10KO2敗1分 |
高山勝成選手とベルギリオ・シルバーノの試合内容
メキシコで3度目の世界タイトル奪取に成功した高山勝成選手がサウスポーのベルギリオ・シルバーノを故郷の大阪に迎えて凱旋防衛戦を行います。海外を転戦して、IBFチャンピオンとして凱旋した高山勝成選手はベルトを守ることができるでしょうか?
試合は、右ジャブを突きながら左ストレートを狙う挑戦者のベルギリオ・シルバーノに対して、チャンピオンの高山勝成選手がフットワークを使いながらリングをサークルして、連打を打ち込む展開で始まります。高山勝成選手は持ち味の動きのスピードを生かしたボクシングを徹底していますね。
「高山選手、ナイス!始まったばかりだけど、シルバーノが明らかに戸惑ってるね。この調子で主導権を握りたいなあ」と思っていると、1ラウンド中盤、高山勝成選手の右フックがベルギリオ・シルバーノのテンプルへクリーンヒットし、ベルギリオ・シルバーノの体が大きく流れます。
「よっしゃ!効いてるよ」と思った瞬間、高山勝成選手がベルギリオ・シルバーノに襲いかかり、コンパクトなフックを上下に打ち分けます。高山勝成選手の見事な先制攻撃です!1ラウンドをチェックする限り、高山勝成選手の調子は良さそうですね。動きがめっちゃ軽やかです!
2ラウンドに入ると、高山勝成選手が左に回りながら、サウスポーのベルギリオ・シルバーノの遠い位置からフックを狙ったり、回転の速い連打を打ち込んだり、スピードとフットワークを最大限に生かしながら攻撃を仕掛けます。
一方、挑戦者のベルギリオ・シルバーノは右ジャブを突いて、左ストレートを狙いますが、高山勝成選手が常にポジションを変えながら戦うので、的を絞れず、持ち味を発揮できていない印象です。高山勝成選手は理想的なボクシングで主導権を握っていますね。
試合は、高山勝成選手がベルギリオ・シルバーノをスピードでかき回す展開が続き、12ラウンド終了のゴング。勝敗は3人のジャッジに委ねられ、3人のジャッジすべてが大差で高山勝成選手を支持。高山勝成選手がベルギリオ・シルバーノに12ラウンド判定勝ちを飾り、凱旋防衛に成功しました。
高山勝成選手が動きとパンチのスピードで、ベルギリオ・シルバーノの強打を封じ込めた試合でしたね。高山勝成選手のコンディションが完璧で、立ち上がりから安心して観戦できた快勝でした。不利な条件で戦い続けてきた高山勝成選手の余裕を感じられる防衛戦でした。高山勝成選手、うまかったなあ。
高山勝成選手とベルギリオ・シルバーノの試合結果
試合結果 | 高山勝成選手が12ラウンド判定勝ち。初防衛に成功しました。 【公式ジャッジの採点結果】
|