WBA世界フェザー級タイトルマッチ
チャンピオン | ニコラス・ウォルタース(ジャマイカ) 戦績:22戦全勝18KO |
挑戦者 | アルベルト・ガルサ(メキシコ) 戦績:32戦25勝20KO5敗1分1無効試合 |
ニコラス・ウォルタース対アルベルト・ガルサの試合内容
強烈なパンチを誇る全勝チャンピオンのニコラス・ウォルタースが、悲願の世界タイトル奪取を狙うアルベルト・ガルサを迎えて初防衛戦を行います。スーパースターのノニト・ドネアが参戦を果たしたフェザー級。全勝の快進撃を続けるチャンピオンのニコラス・ウォルタースに注目ですね。
試合は、強烈な右ストレートと左ボディブローを打ち込みながらプレッシャーをかけるチャンピオンのニコラス・ウォルタースに対して、挑戦者のアルベルト・ガルサが左ジャブを突きながら距離を取ろうとする展開で始まります。ニコラス・ウォルタースは思い切りパンチを打ち込んでいますね。
「ウォルタースのパンチがめっちゃ力強いね。ガルサはプレッシャーをかなり感じているんじゃないかな?ウォルタースが主導権を握りそうな展開だよ」と立ち上がりの攻防に注目する管理人。自信満々のニコラス・ウォルタースに対して、アルベルト・ガルサは少し弱気な印象です。
【Photo:Top Rank】
2ラウンドに入ると、アルベルト・ガルサがサウスポーにスイッチしながら、ニコラス・ウォルタースを困惑させようとします。アルベルト・ガルサが大きく動き始めたことで、ニコラス・ウォルタースのパンチが1ラウンドに比べて当たらなくなっているようです。
3ラウンドに入ると、アルベルト・ガルサがさらに広くリングを使い始め、フットワークを重視したボクシングで、ニコラス・ウォルタースのパワフルな攻撃に対抗します。一方、ニコラス・ウォルタースはプレッシャーを強めて距離を詰め、ボディから攻撃する作戦のようです。
「ウォルタースがボディから攻めると、ガルサは苦しいよ」と思っていると、4ラウンド中盤、ニコラス・ウォルタースが左ボディブローから強烈な右ストレートをアルベルト・ガルサの顔面に叩き込み、アルベルト・ガルサが崩れ落ちます。
【Photo:Top Rank】
「いやー、決まった!絶妙なコンビネーションだよ」とニコラス・ウォルタースを絶賛する管理人。アルベルト・ガルサの状態を確認したレフェリーがすぐに試合をストップし、勝負あり。ニコラス・ウォルタースが4ラウンドTKO勝ちを飾り、初防衛に成功しました。
ニコラス・ウォルタースの豪快な右ストレートが、何とか突破口を見つけようとしていたアルベルト・ガルサの夢を打ち砕いた試合でしたね。アルベルト・ガルサが大きく動き始めたので、捕まえることは決して簡単じゃないと思うのですが、見事な距離の詰め方とボディブローでフットワークを消し去り、最後は豪快な右ストレートで初防衛に成功しました。
初防衛に成功した全勝チャンピオンのニコラス・ウォルタースは、次戦でノニト・ドネアと対戦するプランが浮上しています。両雄をプロモートするトップランクのボブ・アラムは乗り気ですが、試合を中継するHBOはあまり乗り気じゃないので、今すぐの実現は難しいかな?ニコラス・ウォルタースの人気が高まれば、将来的に対戦する可能性はあるかもしれないので、今後も注目ですね。
ニコラス・ウォルタース対アルベルト・ガルサの試合結果
試合結果 | ニコラス・ウォルタースが4ラウンドKO勝ち。豪快な右ストレートで、初防衛に成功しました。 |