WBC米大陸スーパーミドル級タイトルマッチ
| 前WBC世界 ミドル級チャンピオン |
フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ) 戦績:50戦47勝32KO1敗1分1無効試合 |
| WBC世界ミドル級6位 | ブライアン・ベラ(アメリカ) 戦績:30戦23勝14KO7敗 |
フリオ・セサール・チャベス・ジュニア対ブライアン・ベラの再戦の試合内容
繰り返された契約体重の変更、大論争となった採点結果。初戦から5か月、連勝を飾って完全復活をアピールしたいフリオ・セサール・チャベス・ジュニアとリベンジに燃えるブライアン・ベラが再戦で激突します。世界中のボクシングファンが注目する因縁のリマッチは、期待通りの激闘になりました。
試合は、ガードを高く構えて左ジャブを突きながら前進するブライアン・ベラに対して、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアが左ジャブを突きながら距離をキープし、右ストレートや左ボディブローで応戦する展開で始まります。お互いに相手の出方を確認しながら戦っている印象です。
「予想と違って、静かな立ち上がりだね。いきなり打ち合う可能性があると思ったんだけど、再戦らしく様子を見ながら戦ってるみたい。長丁場も考えるのかもしれないなあ」と静かな立ち上がりに注目する管理人。どちらもセーブしながら戦っている印象です。
2ラウンドに入ると、ブライアン・ベラが攻撃を強め、積極的にパンチを打ち始めます。体重を乗せたパンチを連打するブライアン・ベラに対して、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアも強烈な一発を上下に打ち分けて反撃。どちらのパンチもクリーンヒットしていますね。
5ラウンドに入ると、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアが本来のファイタースタイルにチェンジ。ガードを固めて距離を詰め、射程圏内に入ると、強烈な右ストレートと左フック、左ボディブローを打ち込みます。ブライアン・ベラがロープを背にする場面が増えてきましたね。
「前に出ると、チャベス・ジュニアはめっちゃ強いよ。ベラはパンチを打って止めようとしているんだけど、チャベス・ジュニアが構わず突進しているね。ベラは一番苦しい展開だなあ」と中盤の攻防に興味津々の管理人。フリオ・セサール・チャベス・ジュニアのペースになってきましたね。
7ラウンドに入ると、ブライアン・ベラがアウトボクシングをして何とか突破口を見つけようとするのですが、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアが強烈なパンチを上下に打ち分けて、主導権を渡しません。フリオ・セサール・チャベス・ジュニアの左ボディブローがめっちゃ有効ですね。
終盤は、地元の声援を受けるブライアン・ベラが必死にポイントを取り返そうとしますが、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアが疲れを抱えながらも力強いパンチでブライアン・ベラの反撃を許さず、迎えた11ラウンド。フリオ・セサール・チャベス・ジュニアの強烈な右ストレートがブライアン・ベラの顔面をとらえ、ブライアン・ベラの動きが止まります。
一気に勝負を決めたいフリオ・セサール・チャベス・ジュニアはKOを狙ってラッシュ!しかし、驚異のタフネスを誇るブライアン・ベラがギリギリのところで耐え抜きます。12ラウンドは、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアが逃げ切りを狙う展開となり、12ラウンド終了のゴング。因縁の再戦の勝敗は、3人のジャッジに委ねられます。
採点の結果、3人のジャッジすべてが、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアを支持。フリオ・セサール・チャベス・ジュニアがブライアン・ベラに12ラウンド判定勝ちを飾り、大論争となった初戦から5か月、持ち味を発揮し、完全復活をアピールしました。
フリオ・セサール・チャベス・ジュニアのパワーとタフネスが、ブライアン・ベラの手数とタフネスを完全に上回った試合でしたね。初戦と違い、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアのコンディションが良く、本来のパワーで押し切るボクシングが戻ってきた内容だったと思います。体力勝負なら、ミドル級だけでなく、スーパーミドル級でも一番強いんじゃないかな?
試合後のインタビューでミドル級最強ファイターのゲンナディ・ゴロフキンと対戦する可能性を質問され「誰とでも戦うよ」と即答したフリオ・セサール・チャベス・ジュニア。ミドル級は体重が厳しそうなので、実現するとすれば、スーパーミドル級かな?今後のビッグマッチに大きな影響を与える「伝説の後継者」フリオ・セサール・チャベス・ジュニアの復活劇でした。
フリオ・セサール・チャベス・ジュニア対ブライアン・ベラの再戦の試合結果
| 試合結果 | フリオ・セサール・チャベス・ジュニアが12ラウンド判定勝ち。文句なしの勝利で再戦に勝利しました。 【公式ジャッジの採点結果】
|
