WBOインターナショナル・スーパーフェザー級王座決定戦
元2階級制覇チャンピオン | ファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ) 戦績:36戦33勝30KO3敗 |
元2階級制覇チャンピオン | ダニエル・ポンセ・デ・レオン(メキシコ) 戦績:50戦45勝35KO5敗 |
ファン・マヌエル・ロペス対ダニエル・ポンセ・デ・レオンの再戦の試合内容
強烈な右フックを誇るファン・マヌエル・ロペスと強烈な左ストレートを誇るダニエル・ポンセ・デ・レオンが6年ぶりに激突する因縁の再戦。初戦は、ファン・マヌエル・ロペスがダニエル・ポンセ・デ・レオンに1ラウンドTKO勝ちを飾り、初の世界タイトルを奪取した衝撃の内容でした。
月日は流れ、再びリングで拳を交えることになった両雄。地元プエルトリコの大声援を受けるファン・マヌエル・ロペスが連勝を飾るのでしょうか?それとも、ダニエル・ポンセ・デ・レオンがリベンジに成功するのでしょうか?注目のサウスポー対決は再び衝撃のエンディングを迎えました。
試合は、右ジャブを突きながらプレッシャーをかけ、得意の左ストレートを打ち込もうとするダニエル・ポンセ・デ・レオンに対して、ファン・マヌエル・ロペスが右ジャブで応戦し、得意の右フックを打ち込むタイミングを狙う展開で始まります。両雄の距離がめっちゃ近いですね。
「いきなり距離が近いよ。いやー、パンチが当たりそうな雰囲気がビシバシ伝わってくる立ち上がりだね」と思っていると、2ラウンド中盤、ダニエル・ポンセ・デ・レオンが強烈なオーバー・ハンド・レフトをファン・マヌエル・ロペスのテンプルへ打ち込み、ダウンを奪います。ダニエル・ポンセ・デ・レオンは初めてファン・マヌエル・ロペスからダウンを奪いました。
「完璧なタイミングだったね。少し後ろに下がって、直撃を回避したと思うんだけど、ファンマ(ファン・マヌエル・ロペス)のダメージはどうかな?」とファン・マヌエル・ロペスの状態に注目する管理人。ダメージがあることは間違いないと思いますが、倒れたときの「派手さ」を考えると、思ったよりファン・マヌエル・ロペスの足が動いている印象です。
試合が再開されると同時に、ダニエル・ポンセ・デ・レオンが猛然とプレッシャーをかけ、追撃を狙います。一方のファン・マヌエル・ロペスはリングをサークルしながら、ダメージを回復。「ファンマが思ったより動けそうな雰囲気だね」と思っていると、2ラウンド残り1分、ファン・マヌエル・ロペスが右フックのカウンターを叩き込み、ダニエル・ポンセ・デ・レオンが崩れ落ちます。
「ぎょえー、右フックがカウンターになっちゃったね。めちゃめちゃ効いてる!」とダウンを奪い返したファン・マヌエル・ロペスに大きな拍手を送る管理人。ダウンから何とか立ち上がったダニエル・ポンセ・デ・レオンですが、足がフラフラで、体を支えることで、精一杯の状況です。
逆転のチャンスを手にしたファン・マヌエル・ロペスは、ダニエル・ポンセ・デ・レオンをロープに詰めて、体重を乗せたパンチを連打!ダウンの影響で体を支えることができないダニエル・ポンセ・デ・レオンは、ファン・マヌエル・ロペスにもたれかかる格好で、再びダウンしてしまいます。
一気に勝負を決めたいファン・マヌエル・ロペスは、再びダニエル・ポンセ・デ・レオンをロープへ詰めて、強烈なパンチを連打します。最後は、ダニエル・ポンセ・デ・レオンがガードを固めて防衛一方になったところで、レフェリーが試合をストップ!ファン・マヌエル・ロペスがダニエル・ポンセ・デ・レオンに2ラウンド逆転TKO勝ちを飾り、6年ぶりの再戦も勝利を手にしました。
倒し倒されの壮絶なリマッチでしたね!結果的に、両雄の最初のダウンのダメージが最後まで影響した内容だったと思います。初戦で負けているダニエル・ポンセ・デ・レオンは、敵地だったこともあって、勝負に行った結果、逆に倒されちゃったわけですけど、ダニエル・ポンセ・デ・レオンを責めることはできないですね。追撃に行った判断は間違ってなかったと思うんですよ。
6年ぶりの再戦で、再び得意の右フックで勝利を引き寄せたファン・マヌエル・ロペス。「いやー、紙一重の内容だったなあ。短い試合だったけど、ファンマとポンセ・デ・レオンの持ち味が発揮された名勝負だったね」とファン・マヌエル・ロペスとダニエル・ポンセ・デ・レオンに大きな拍手を送った因縁の再戦でした。何度戦っても激闘になるので、第3戦もあるかな?
ファン・マヌエル・ロペス対ダニエル・ポンセ・デ・レオンの再戦の試合結果
試合結果 | ファン・マヌエル・ロペスが2ラウンドTKO勝ち。初戦に続き、再戦も勝利を飾りました。 |