WBO世界ライトフライ級王座統一戦
チャンピオン | ドニー・ニエテス(フィリピン) 戦績:37戦32勝18KO1敗4分 |
暫定チャンピオン | モイセス・フエンテス(メキシコ) 戦績:21戦19勝10KO1敗1分 |
ドニー・ニエテス対モイセス・フエンテスの試合内容
WBO世界ライトフライ級チャンピオンのドニー・ニエテスと暫定チャンピオンのモイセス・フエンテスが激突する王座統一戦。1年2か月ぶりの再戦を勝利で飾り、王座統一を果たすチャンピオンは連勝を狙うドニー・ニエテスでしょうか?リベンジを誓うモイセス・フエンテスでしょうか?
試合は、ドニー・ニエテスとモイセス・フエンテスのどちらもガードを高く構えながら左ジャブを突き、右ストレートを狙う展開が始まります。距離を取りながら飛び込んで強打を打ち込もうとするドニー・ニエテスに対して、モイセス・フエンテスは距離を詰めながら強打を打ち込もうとしています。お互いに手数がめちゃくちゃ多いエキサイティングな打ち合いが続いていますね。
2ラウンドに入ると、モイセス・フエンテスが距離を詰め、得意の左ボディブローを打ち始めます。一方、ドニー・ニエテスはプレッシャーを感じながらも、右ストレートのカウンターで反撃。王座統一戦にふさわしいチャンピオン同士の見事な打撃戦が続いています。
「立ち上がりからすごい打ち合いが続いてるよ。このペースで打ち合ったら、12ラウンドまで続かないんじゃないかな?ニエテスもフエンテスもダメージを抱えながら、強いパンチを打ち続けてるもん。我慢比べになりそうだなあ」と両雄のプライドがぶつかり合う攻防に大興奮の管理人。どちらもボディにダメージを抱えながら、歯を食いしばって攻撃を続けています。
中盤に入っても、お互いが上下にパンチを打ち分ける打撃戦が続きます。立ち上がりからエンジン全開で勝負に出ていたモイセス・フエンテスは、ダメージと疲れの影響で少しずつ動きが鈍ってきたでしょうか?ドニー・ニエテスのパンチがクリーンヒットする場面が増えてきましたね。
「ニエテスはめちゃめちゃ疲れてるみたいだけど、フエンテスは疲れとダメージの二重苦だもんなあ。フエンテスのほうが厳しい終盤になるかもしれないね」と思っていると、9ラウンド30秒、ドニー・ニエテスが強烈な右ストレートとアッパーを叩き込み、モイセス・フエンテスからダウンを奪います。
「めっちゃ効いた!我慢を続けていたフエンテスが倒れちゃったなあ。ダメージはめちゃめちゃ深そうだよ」とダウンのダメージを確認する管理人。モイセス・フエンテスの表情をチェックする限り、ダメージは深いですね。なお、ドニー・ニエテスがダウンしたモイセス・フエンテスに右ストレートと左ボディブローを打ち込んでしまい、1ポイント減点されたようです。
一気に勝負を決めたいドニー・ニエテスは、モイセス・フエンテスを追いかけてパンチを連打!9ラウンド残り1分、ドニー・ニエテスが右ストレートを顔面に叩き込み、2度目のダウンを奪います。モイセス・フエンテスはダウンから立ち上がりましたが、ダメージがめちゃくちゃ蓄積している印象です。顔面とボディのどちらもパンチが効いちゃってますね。
「ニエテスの上下にパンチを打ち分ける追撃は見事だよ」とドニー・ニエテスに拍手を送る管理人。主導権を完全に握ったドニー・ニエテスは残り10秒、強烈な右ストレートのカウンターを浴びせ、モイセス・フエンテスから3度目のダウンを奪います。次の瞬間、レフェリーが試合をストップ。ドニー・ニエテスが9ラウンドTKO勝ちを飾り、王座統一に成功しました。
ドニー・ニエテスがモイセス・フエンテスの攻撃に耐えながら突破口を切り開き、一気に勝負を決めた大激闘でしたね。勝ったドニー・ニエテスはもちろん、敗れたモイセス・フエンテスにも大きな拍手を送りたいです。モイセス・フエンテスは敵地で勝つために前半勝負を選んだ結果のTKO負けなので、しょうがないですよ。両雄のプライドが激突した王座統一戦にふさわしい名勝負でした!
ドニー・ニエテス対モイセス・フエンテスの試合結果
試合結果 | ドニー・ニエテスが9ラウンドTKO勝ち。再戦に勝利し、王座統一戦を果たしました。 |