WBC世界バンタム級タイトルマッチ
| チャンピオン | 山中慎介(日本) 戦績:22戦20勝15KO2分 |
| 挑戦者 | シュテファーヌ・ジャモエ(ベルギー) 戦績:29戦25勝15KO4敗 |
山中慎介選手とシュテファーヌ・ジャモエの試合内容
圧巻の強さで防衛を重ねるWBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介選手が、悲願の世界タイトル奪取を目指すシュテファーヌ・ジャモエを迎える6度目の防衛戦。注目の防衛戦は、5連続KO勝利が期待される山中慎介選手が序盤から挑戦者を圧倒する展開になりました。
試合は、ガードを高く構えて左ジャブを突く挑戦者のシュテファーヌ・ジャモエに対して、チャンピオンの山中慎介が距離をキープしながら左ストレートを打ち込む展開で始まります。山中慎介選手が普段より積極的に左ストレートを打ち込んでいる印象です。
1ラウンド1分に左ストレートをボディへクリーンヒットさせ、シュテファーヌ・ジャモエに「あいさつ代わりの一発」を叩き込んだ山中慎介選手。2ラウンド1分すぎには、今度は左ストレートをシュテファーヌ・ジャモエの顔面に叩き込み、いきなりダウンを奪います。
「ど真ん中!ジャモエは山中選手の左ストレートが顔面とボディの両方に飛んでくるんで、どうしていいのか、わからない感じだね。意外と早く終わるかも」と山中慎介選手に大きな拍手を送る管理人。始まったばかりですが、山中慎介選手は左ストレートのタイミングをつかんできたようです。
山中慎介選手が完全に主導権を握り、迎えた6ラウンド開始直後。強烈な左ストレートをテンプルへ叩き込み、シュテファーヌ・ジャモエの動きが一瞬止まります。「うぎゃ、めっちゃ効いた!」と思った瞬間、山中慎介選手が追撃!しかし、シュテファーヌ・ジャモエが耐え抜き、驚異の粘り強さを発揮します。シュテファーヌ・ジャモエの打たれ強さはすごいですね。
悲願の世界タイトル奪取へ執念を見せるシュテファーヌ・ジャモエですが、8ラウンド開始直後、山中慎介選手の左ストレートがボディにクリーンヒットし、ロープへ吹っ飛ばされてダウン!さらに、8ラウンド残り5秒、今度は、山中慎介選手が左ストレートを顔面に叩き込み、3度目のダウンを奪います。完全にワンサイドですが、シュテファーヌ・ジャモエはあきらめません。
しかし、9ラウンド開始直後、山中慎介選手が左ストレートをボディへ叩き込み、シュテファーヌ・ジャモエが苦悶(くもん)の表情を浮かべたままリングに崩れ落ちたところで、レフェリーが試合をストップ。山中慎介選手がシュテファーヌ・ジャモエに9ラウンドTKO勝ちを飾り、6度目の防衛に成功しました。山中慎介選手は5連続KO防衛を達成です!
山中慎介選手が強すぎて、シュテファーヌ・ジャモエが気の毒になってしまう圧巻の勝利でしたね。シュテファーヌ・ジャモエは決して悪いボクサーじゃないんですよ。ガッツがあって、最後まで粘り強く戦えるボクサーです。苦しい状況でもあきらめずにパンチを打ち込み、逆転勝利を目指していましたが、残念ながら、実力差がありすぎて、勝負にならなかったですね。
バンタム級戦線は、WBAチャンピオンのアンセルモ・モレノとIBFチャンピオンのスチュアート・ホールの王座統一戦が予定されていて、順当なら、アンセルモ・モレノがポイントアウトすると思います。理想は、山中慎介選手が、アンセルモ・モレノと王座統一戦をして「バンタム級最強」を証明し、スーパーバンタム級へ転向後、レオ・サンタクルスと対戦する流れでしょうか?
アンセルモ・モレノとレオ・サンタクルスは同じゴールデンボーイ・プロモーションズに所属しているので、アンセルモ・モレノに勝ってアピールすることが、レオ・サンタクルス戦へつながる可能性は十分にあると思います。特に、山中慎介選手は「倒して勝てる強打の世界チャンピオン」なので、アメリカの軽量級市場が最も求めている理想的なボクサーなんですよね。
圧倒的な強さで6度目の防衛戦に成功した山中慎介選手。「他団体の世界チャンピオンか世界チャンピオン経験者じゃないと、勝負にならないね。1ラウンドに左ストレートのボディで『あいさつ』しただけで、負けん気の強いジャモエの腰が引けちゃうんだもん。弱肉強食のルールをわかりやすく解説した圧勝劇だったなあ」と改めて山中慎介選手の強さを実感した防衛戦でした。
山中慎介選手とシュテファーヌ・ジャモエの試合結果
| 試合結果 | 山中慎介選手が9ラウンドTKO勝ち。4度目のダウンを奪う圧勝で、6度目の防衛に成功しました。 |
