WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ
チャンピオン | 河野公平(日本) 戦績:38戦30勝13KO8敗 |
挑戦者 | ノルベルト・ヒメネス(ドミニカ共和国) 戦績:31戦20勝10KO8敗3分 |
河野公平選手とノルベルト・ヒメネスの試合内容
劇的な王座返り咲きを果たした河野公平選手が、長身で懐の深いノルベルト・ヒメネスを迎えた初防衛戦。河野公平選手の連打か?ノルベルト・ヒメネスのアウトボクシングか?対照的な特徴を持つボクサー対決は、お互いが一歩も譲らない大接戦となりました。
試合は、ガードを固めながら距離を詰め、上下にパンチを打ち分けるチャンピオンの河野公平選手に対して、挑戦者のノルベルト・ヒメネスが距離をキープし、中間距離からパンチを打ち込む展開で始まります。予想どおり、河野公平選手がプレッシャーをかける展開でスタートしました。
「どっちの距離で戦うか、わかりやすい展開になりそうだね。長丁場を考えて、河野選手はボディから攻める作戦かな?射程圏内に入ったら、できるだけパンチをまとめたいなあ」と立ち上がりの攻防に注目する管理人。河野公平選手がノルベルト・ヒメネスのスペースを消せるかどうかで、試合の流れが大きく変わりそうな雰囲気です。河野公平選手のボディ攻撃が印象的ですね。
序盤は、河野公平選手がボディを中心に攻め込むシーンが続き、迎えた6ラウンド。ノルベルト・ヒメネスがローブローを打ち込み、1ポイントの減点。ノルベルト・ヒメネスのローブローをきっかけに、試合のペースがアップします。河野公平選手が顔面へパンチを打ち込むシーンが増えてきました。一方、ノルベルト・ヒメネスはアッパーと右フックで応戦しています。
「めっちゃ採点が難しい試合だね。河野選手はできるだけパンチを集めて、ポイントを取りたいなあ。終盤勝負だよ」と河野公平選手の応援に力が入る管理人。一進一退の攻防が続き、お互いに譲らず、12ラウンド終了のゴングが鳴り響きます。勝敗は3人のジャッジにゆだねられます。
結果は、ジャッジの1人が河野公平選手、1人がノルベルト・ヒメネス、1人が引き分け。三者三様の引き分けとなり、河野公平選手がドローで初防衛に成功しました。いやー、めちゃめちゃ採点が難しい接戦でしたね。ちなみに、素人ファンの採点は114対113で河野公平選手の勝ちでした。
採点結果が発表される前「1ポイントの減点があるんで、ドローはないかな?公式ジャッジはどっちの攻撃を有効と判断しているんだろう?」とドキドキしていました。でも、結果は予想外の引き分け。ノルベルト・ヒメネスはパンチがあるわけではありませんが、懐が深く、めっちゃ戦いづらい挑戦者でしたね。防衛に成功できて、本当によかったです!
河野公平選手とノルベルト・ヒメネスの試合結果
試合結果 | 三者三様の引き分け。河野公平選手が初防衛に成功しました。 【公式ジャッジの採点結果】
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