WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
チャンピオン | アルベルト・ロセル(ペルー) 戦績:41戦32勝13KO8敗1無効試合 |
挑戦者 | 田口良一(日本) 戦績:23戦20勝8KO2敗1分 |
田口良一選手とアルベルト・ロセルの試合内容
日本の田口良一選手が、ペルーのアルベルト・ロセルに挑戦するWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ。世界タイトル初挑戦のチャンスをつかんだ田口良一選手は、ベテランのアルベルト・ロセルを撃破し、悲願の世界タイトル奪取を果たすことができるでしょうか?
試合は、左ジャブを突きながら距離を詰め、上下にパンチを打ち分ける挑戦者の田口良一選手に対して、チャンピオンのアルベルト・ロセルが下がりながら左ジャブを連打し、パワフルなパンチで応戦する展開で始まります。田口良一選手の積極的な攻撃が目立ちますね。
「田口選手、すばらしいプレッシャー!田口選手のパンチが当たりそうな距離だね。左右のフックに注意しながら、一気に主導権を握りたいなあ」と応援に力が入る管理人。田口良一選手は射程圏内に入ると、必ず先手でパンチを打ち込んで、アルベルト・ロセルにプレッシャーをかけています。シャープな左ジャブと角度を決めた左ボディブローが効果的です!
4ラウンドに入ると、田口良一選手がプレッシャーを強め、右ストレートを連打!田口良一選手は、自分から打ち込む右ストレートとカウンターの右ストレートをうまく使い分けています。さらに、右ストレートから左アッパーをボディに返す絶妙なコンビネーションを披露。アルベルト・ロセルが田口良一選手のパンチをさばけなくなってきました。
田口良一選手のペースで進み、迎えた7ラウンド残り1分。田口良一選手がアルベルト・ロセルをロープに詰めて、強いパンチを上下に打ち込みます。一方、アルベルト・ロセルは左フックで反撃。お互いのパンチがヒットする激しいラウンドでした。田口良一選手のペースで進んでいますが、アルベルト・ロセルのパンチがまだ生きているので、一発に注意したいところです。
8ラウンドに入ると、田口良一選手が左ジャブを連打し、迎えた残り50秒。強烈な左ボディブローを叩き込み、アルベルト・ロセルが崩れ落ちます。アルベルト・ロセルは直前のバッティングによるダメージをアピールしていますが、レフェリーの判断はダウン。田口良一選手が粘りに粘っていたアルベルト・ロセルからダウンを奪いました。
「やったー!ダウンの2ポイントはめっちゃ大きいよ。ポイント勝負なら勝てる!」とテンションがめっちゃ上がるダウンです!田口良一選手は9ラウンド残り2分にも再びボディブローでダウンを奪い、世界タイトル奪取を大きく引き寄せます。試合は、田口良一選手のペースで進み、12ラウンド終了のゴング。勝敗は3人のジャッジにゆだねられます。
採点の結果、3人のジャッジすべてが田口良一選手を支持。世界タイトル初挑戦の田口良一選手がベテランのアルベルト・ロセルに12ラウンド判定勝ちを飾り、悲願の世界チャンピオンベルトを手にしました。序盤からプレッシャーをかけて、そのまま主導権を握る、お手本のような試合運びでしたね。田口良一選手の強さとうまさを実感できる世界タイトル奪取でした!
田口良一選手とアルベルト・ロセルの試合結果
試合結果 | 田口良一選手が12ラウンド判定勝ち。初の世界タイトル挑戦でタイトル奪取に成功しました。 【公式ジャッジの採点結果】
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