WBA世界ミニマム級タイトルマッチ
チャンピオン | ヘッキー・バドラー(南アフリカ) 戦績:28戦27勝9KO1敗 |
挑戦者 | ヘスス・シルベストレ(プエルトリコ) 戦績:35戦30勝22KO5敗 |
ヘッキー・バドラー対ヘスス・シルベストレの試合内容
リズミカルなボクシングとカラフルなヘアスタイルで人気のヘッキー・バドラーが好戦的なヘスス・シルベストレを迎えるWBA世界ミニマム級タイトルマッチ。4度目の防衛を目指すヘッキー・バドラーはヘスス・シルベストレを撃破し、念願の王座統一戦を実現できるでしょうか?
試合は、ガードを高く構えてコンパクトな連打を上下に打ち分けるチャンピオンのヘッキー・バドラーに対して、挑戦者のヘスス・シルベストレがプレッシャーをかけ、ボディブローから顔面へパンチをつなげようとする展開で始まります。ヘスス・シルベストレはボディブローを中心に組み立て、ヘッキー・バドラーのフットワークを止めようとする作戦のようです。
「バドラーはいつもと同じ立ち上がりだね。シルベストレは長丁場を考えた作戦かな?シルベストレがバドラーの足を止めて、接近戦に持ち込めるかどうかで試合の流れが大きく変わりそうな立ち上がりだぞ」と序盤の攻防に注目する管理人。ヘスス・シルベストレの前進に対して、ヘッキー・バドラーがうまく横の動きを使い、スピードを生かしている印象です。
序盤は、ヘスス・シルベストレがプレッシャーをかけ続けて強いパンチを上下に打ち分け、ヘッキー・バドラーがパンチをかわしながらコンパクトな連打で応戦する展開が続きます。ヘスス・シルベストレはスイッチしながら戦っています。ヘッキー・バドラーの動きが止まらないので、ヘスス・シルベストレは何とか動きを止めようと、いろいろ工夫をしながら戦っていますね。
中盤に入ると、ヘスス・シルベストレがプレッシャーを強め、ヘッキー・バドラーをロープへ追い詰めようとします。しかし、ヘッキー・バドラーが大きく動き、連打を許さず、コンパクトなパンチで応戦。試合が進むにつれて、ヘスス・シルベストレに疲れが見え始め、ヘッキー・バドラーが手数で盛り返す場面が増えます。
終盤は、お互いが我慢しながらパンチを出し続ける一進一退の攻防が続き、12ラウンド終了のゴングが鳴り響きます。勝敗は3人のジャッジにゆだねられ、3人のジャッジすべてが、ヘッキー・バドラーを支持。ヘッキー・バドラーがヘスス・シルベストレに12ラウンド判定勝ちを飾り、4度目の防衛に成功しました。
ヘッキー・バドラーがヘスス・シルベストレのボディブローに苦しみながらも手数で勝利を引き寄せた試合でしたね。ミニマム級と言えば、日本の高山勝成選手がIBFとWBOの世界チャンピオンに君臨する階級です。将来、高山勝成選手とヘッキー・バドラーが3本のベルトをかけて対戦する可能性も十分にあるので、今後の動向に注目したいライバル王者ですね。
ヘッキー・バドラー対ヘスス・シルベストレの試合結果
試合結果 | ヘッキー・バドラーの12ラウンド判定勝ち。 【公式ジャッジの採点結果】
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