WBC世界フライ級タイトルマッチ
チャンピオン | ローマン・ゴンサレス(ニカラグア) 戦績:42戦全勝36KO |
挑戦者 | エドガル・ソーサ(メキシコ) 戦績:59戦51勝30KO8敗 |
ローマン・ゴンサレス対エドガル・ソーサの試合内容
3階級制覇チャンピオンのローマン・ゴンサレスが、2階級制覇を目指すメキシカンのエドガル・ソーサと激突するWBC世界フライ級タイトルマッチ。アメリカ再上陸を果たした「小さな強打者」ローマン・ゴンサレスは、メキシコのファンが集まるカリフォルニアで、実力者のエドガル・ソーサを撃破し、期待どおりの強さを発揮できるでしょうか?
試合は、フットワークを使って、左右に大きく動く挑戦者のエドガル・ソーサに対して、チャンピオンのローマン・ゴンサレスが左ジャブを突きながら距離を詰め、自慢の強打を狙う展開でスタートします。エドガル・ソーサが離れる作戦を選んだ影響でしょうか?ローマン・ゴンサレスの左ジャブが多い印象です。ローマン・ゴンサレスが立ち上がりから強烈なプレッシャーをかけています。
「ソーサはパンチを打って前進を食い止めたいと思うんだけど、ゴンサレスのプレッシャーがすごいなあ。ゴンサレスは倒す気満々だよ」と序盤の攻撃に興味津々。2ラウンドに入ると、ローマン・ゴンサレスがプレッシャーを強め、1分すぎに強烈な左ボディブロー!さらに、連打を浴びせ、強烈な右ストレートを叩き込み、エドガル・ソーサからダウンを奪います。
【ローマン・ゴンサレスが自慢の攻撃力でエドガル・ソーサを圧倒です】
ローマン・ゴンサレスは、ダウンから立ち上がったエドガル・ソーサに再び連打を浴びせ、2度目のダウンを奪います。ダウンしたエドガル・ソーサの表情から闘志が消え「ダメだ」という感じが伝わってくるワンサイドの展開になってきました。ローマン・ゴンサレスのすさまじいラッシュです!
最後は、ローマン・ゴンサレスがエドガル・ソーサをロープへ詰めて、連打を浴びせたところで、レフェリーが試合をストップ。3階級制覇の実績を誇る全勝チャンピオンのローマン・ゴンサレスが、ベテランのエドガル・ソーサに2ラウンドTKO勝ちを飾り、2度目の防衛に成功しました。
ローマン・ゴンサレスの強さばかりが目立つ圧巻のアメリカ再上陸でしたね。日本のボクシングファンの皆さんは、ローマン・ゴンサレスの強さをテレビで見慣れているので「期待どおりの強さ」だったと思います。一方、アメリカでは「期待以上の強さ」と絶賛され、軽量級とは思えないローマン・ゴンサレスの迫力が、ファンの心をガッチリとつかんだようです。すごい!
ローマン・ゴンサレスは、日本ボクシング界にとって、最も身近な最強チャンピオン。そんなわけで、ローマン・ゴンサレスの人気がアメリカでますます高まり、いずれ、日本人のボクサーと対決する日が来ると最高ですね。軽量級の評価が見直されると、日本人ボクサーも参戦しやすくなるので、ローマン・ゴンサレスの今後の活躍に注目しましょう!いやー、強かったなあ。
ローマン・ゴンサレス対エドガル・ソーサの試合結果
試合結果 | ローマン・ゴンサレスの2ラウンドTKO勝ち。 |