WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
チャンピオン | レオ・サンタクルス(メキシコ) 戦績:29戦28勝16KO1分 |
挑戦者 | ヘスス・ルイス(メキシコ) 戦績:42戦32勝21KO5敗5分 |
レオ・サンタクルス対ヘスス・ルイスの試合内容
無敗の快進撃を続けるレオ・サンタクルスが、初の世界タイトル奪取のチャンスに燃えるヘスス・ルイスを迎える4度目の防衛戦。王座統一戦を希望するレオ・サンタクルスは、ヘスス・ルイスを撃破し、念願のビッグマッチを実現することができるでしょうか?
試合は、ガードを高く構えて距離を詰め、得意の連打を狙うチャンピオンのレオ・サンタクルスに対して、挑戦者のヘスス・ルイスが距離をキープしながらパンチを打ち込んで応戦する展開で始まります。レオ・サンタクルスが立ち上がりからプレッシャーをかけていますね。
「サンタクルスは普段より左ジャブの数が多いかな?基本的に、いつもと変わらない立ち上がりだね。ルイスは、パンチを打って止める作戦かな?サンタクルスは前へ出ると、めっちゃ強いんで、すばらしい作戦だよ。激しい試合になりそうだなあ」と序盤の攻防に大興奮の管理人。レオ・サンタクルスもヘスス・ルイスも手数の多いオープニングラウンドでしたね。
【Photo:Showtime】
2ラウンドに入ると、ヘスス・ルイスが足を止めて打ち合う作戦に変更。レオ・サンタクルスも迷わず応戦し、すさまじい打撃戦が繰り広げられています。思わず「ものすごいオーバーペースじゃない?」とビックリしてしまう打撃戦です。お互いにめちゃめちゃ手数が多いですね。
ヘスス・ルイスがオーバーペースを覚悟で勝負し、レオ・サンタクルスが応戦する展開が続き、迎えた6ラウンド。レオ・サンタクルスがプレッシャーを強めます。一方、ヘスス・ルイスは、疲れが目立つようになってきました。オーバーペースの影響が見え隠れしていますね。
レオ・サンタクルスが中間距離から右ストレートを効果的に使い、距離が詰まると、得意の左ボディブローを狙う展開が続き、迎えた8ラウンド開始10秒。レオ・サンタクルスが強烈な右ストレートを打ち込み、ヘスス・ルイスの動きが止まります。次の瞬間、レオ・サンタクルスがヘスス・ルイスをロープに詰めて、猛然とラッシュ!ものすごい数のパンチを浴びせます。
必死に打ち返そうとするヘスス・ルイスですが、最後は、ディフェンスで精一杯になったところで、レフェリーが試合をストップ。無敗チャンピオンのレオ・サンタクルスが初の世界タイトル挑戦のチャンスをつかんだヘスス・ルイスに8ラウンドTkO勝ちを飾り、4度目の防衛に成功しました。
レオ・サンタクルスがヘスス・ルイスを手数で押し切った試合でしたね。個人的に、レオ・サンタクルスの右ストレートがめっちゃ印象に残る試合でした。意識して右ストレートを増やしているのかな?リーチが長いボクサーなので、中間距離からの右ストレートは有効ですね。レオ・サンタクルスの進化が感じることができる防衛戦でした。ヘスス・ルイスも勇敢でしたね!
レオ・サンタクルス対ヘスス・ルイスの試合結果
試合結果 | レオ・サンタクルスの8ラウンドTKO勝ち |