WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
チャンピオン | 田口良一(日本) 戦績:24戦21勝8KO2敗1分 |
挑戦者 | クワンタイ・シスモーゼン(タイ) 戦績:53戦49勝26KO3敗1分 |
田口良一選手とクワンタイ・シスモーゼンの試合内容
WBA世界ライトフライ級チャンピオンの田口良一選手が、2階級制覇を目指すクワンタイ・シスモーゼンを迎える初防衛戦。悲願の世界タイトル奪取に成功した田口良一選手は、強打のクワンタイ・シスモーゼンを撃破し、試練の初防衛戦をクリアできるでしょうか?
試合は、ガードを高く構えて左ジャブを突きながら距離を詰める挑戦者のクワンタイ・シスモーゼンに対して、チャンピオンの田口良一選手が力強いパンチを上下に打ち分けて応戦する展開で始まります。クワンタイ・シスモーゼンは距離が詰まると思いきりパンチを振り回してきます。
「田口選手の打ち返して前進を止める作戦はナイスだよ。大きいパンチに気をつけて、小さく強く攻めたいなあ」と思っていると、2ラウンド終了間際、田口良一選手がコンパクトな右ストレートを叩き込み、ダウンを奪います!クワンタイ・シスモーゼンの打ち終わりを狙った見事なパンチです。
3ラウンドに入ると、ダウンを奪われたクワンタイ・シスモーゼンがポイントを取り返すため、プレッシャーを強めます。一方、田口良一選手はクワンタイ・シスモーゼンの打ち終わりを狙ってコンパクトなパンチを集め、5ラウンド終了間際、再び右ストレートのカウンターでダウンを奪います!
試合の流れをうまく引き寄せた田口良一選手は、6ラウンドと7ラウンドの終了間際にもダウンを奪います。必死に粘るクワンタイ・シスモーゼンにパンチを浴びせ、迎えた8ラウンド。田口良一選手が強烈な連打を上下に打ち分け、クワンタイ・シスモーゼンから5度目のダウンを奪います。
何とか立ち上がったクワンタイ・シスモーゼンですが、ファイティングポーズを取ることができず、レフェリーが試合をストップ。田口良一選手が、2階級制覇を目指したクワンタイ・シスモーゼンに8ラウンドTKO勝ちを飾り、初防衛戦に成功しました。
田口良一選手が角度を決めた強烈なパンチを上下に打ち分け、粘るクワンタイ・シスモーゼンを見事に沈めましたね。足を止めて力強いパンチで応戦するところは応戦する、距離を取ってコンパクトなパンチを連打するところは連打する、迷いのない見事なボクシング。田口良一選手の王者のプライドが、挑戦者の執念を上回った白熱の初防衛戦でした!
田口良一選手とクワンタイ・シスモーゼンの試合結果
試合結果 | 田口良一選手の8ラウンドTKO勝ち。 |