WBA世界ウェルター級タイトルマッチ
チャンピオン | キース・サーマン(アメリカ) 戦績:25戦24勝21KO1無効試合 |
挑戦者 | ロバート・ゲレロ(アメリカ) 戦績:37戦32勝18KO2敗1分2無効試合 |
キース・サーマン対ロバート・ゲレロの試合内容
無敗の快進撃を続けるスーパースター候補のキース・サーマンが4階級制覇の実績を誇るロバート・ゲレロを迎えるWBA世界ウェルター級タイトルマッチ。キース・サーマンのスピードとパワーか?ロバート・ゲレロの経験とテクニックか?注目の新旧チャンピオン対決です!
試合が始まると同時に飛び出したボクサーは、チャンピオンのキース・サーマン。いきなり距離を詰め、パンチを強振します。しかし、ロバート・ゲレロが冷静に回避。プレッシャーをかけながら強いパンチを上下に打ち分けるキース・サーマンに対して、サウスポーのロバート・ゲレロが右ジャブで距離を測定しながら左ストレートのカウンターを狙います。
「予想以上に距離が近い立ち上がりの攻防だよ。サーマンは右ストレート、ゲレロは左ストレートを狙っているかな?パワーと手数はサーマンだけど、ゲレロも絶対に打ち返してるね。サーマンもゲレロも調子がよさそうだなあ」と立ち上がりの攻防に大きな拍手を送る管理人。キース・サーマンがいきなりプレッシャーをかけて主導権を握ろうとしていますね。
序盤は、キース・サーマンが先手でパンチを打ち込み、ロバート・ゲレロが応戦する展開が続きます。キース・サーマンがパワーとスピードを兼ね備えたボクサーなので、百戦錬磨のロバート・ゲレロが後手に回っている印象です。見た目よりプレッシャーが強いのかもしれませんね。
中盤に入ると、ロバート・ゲレロがプレッシャーをかけ、キース・サーマンが呼び込んで、カウンターを狙う展開に変わります。リズムが作れないロバート・ゲレロは、距離を詰めることで、流れを変えようとしているようです。しかし、キース・サーマンが強烈な右ストレートを連打して、主導権を渡しません。タフなロバート・ゲレロの動きがガクンと鈍る破壊力です!
終盤は、ロバート・ゲレロが盛り返そうと前進を続けますが、キース・サーマンが強烈な右ストレートのカウンターを浴びせる展開が続き、迎えた9ラウンド残り1分。キース・サーマンが強烈な右アッパーを突き上げ、タフなロバート・ゲレロが崩れ落ちます!
思わず「ぎょえー、めっちゃ効いた!」と叫んでしまうパワフルな一撃です!ダメージを抱えながらダウンから必死に立ち上がったロバート・ゲレロ。試合が再開されると、キース・サーマンがロバート・ゲレロに襲いかかり、体重の乗せた強烈なパンチを連打します!
フラフラになりながら耐えるロバート・ゲレロ。攻め落とそうとするキース・サーマン。「さすがのゲレロも厳しいかな?」と思ったのですが、ロバート・ゲレロが闘志をむき出しにして耐え抜き、試合終了のゴングが鳴り響きます。採点の結果、3人のジャッジすべてがキース・サーマンを支持。キース・サーマンが12ラウンド判定勝ちを飾り、新旧チャンピオン対決に勝利しました。
キース・サーマンのパワーとスピードが、ロバート・ゲレロの経験とテクニックを上回った試合でしたね。勝ったキース・サーマンの強さだけでなく、敗れたロバート・ゲレロの執念にも特大の拍手を送りたいです!「サーマンの将来性とゲレロの粘り強さが生んだ名勝負だね。いやー、すごい試合だったなあ」と大興奮の新旧チャンピオン対決でした。
キース・サーマン対ロバート・ゲレロの試合結果
試合結果 | キース・サーマンの12ラウンド判定勝ち。 【公式ジャッジの採点結果】
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