WBC世界バンタム級タイトルマッチ
チャンピオン | 山中慎介(日本) 戦績:24戦22勝16KO2分 |
挑戦者 | ディエゴ・サンティリャン(アルゼンチン) 戦績:23戦全勝15KO |
山中慎介選手とディエゴ・サンティリャンの試合内容
圧巻のKO勝利でファンを魅了するWBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介選手が、全勝のディエゴ・サンティリャンを迎える8度目の防衛戦。王座統一戦を目指す山中慎介選手は、悲願の世界タイトル奪取に燃えるディエゴ・サンティリャンをKOできるでしょうか?
試合が始まると、チャンピオンの山中慎介選手が右ジャブを連打し、プレッシャーをかけます。ガードを高く構えて飛び込むタイミングを狙う挑戦者のディエゴ・サンティリャン。しかし、山中慎介選手がステップバックして距離をキープしながら先手でパンチを叩き込みます。サウスポーの山中慎介選手が右ジャブで試合をコントロールする見事な立ち上がりです。
2ラウンドに入ると、山中慎介選手が左ストレートを増やし、プレッシャーを強めます。山中慎介選手は早くもタイミングをつかんできたようです。3ラウンドに入ると、ディエゴ・サンティリャンが自分からプレッシャーをかけて、勝負に出ます。しかし、山中慎介選手が丁寧にディフェンスしながら右ジャブを連打し、強い左ストレートで押し返します。
「山中選手、完璧な立ち上がりだよ!勝負に出たサンティリャンに何もさせなかったね」と思っていると、4ラウンド中盤、山中慎介選手の左ストレートが顔面へヒット!ディエゴ・サンティリャンがロープへ吹っ飛びます。4ラウンドに入って、山中慎介選手の左ストレートが当たる場面が増えてきましたね。ディエゴ・サンティリャンの顔面が見る見るうちに腫れ上がっちゃいました。
「サンティリャンは、山中選手が強引に倒しに来てくれたほうが、相打ち覚悟で右フックを強振できると思うんだけど、山中選手がめちゃくちゃ冷静なんで、八方ふさがりになってきたね。反撃のチャンスを全く与えない完璧な試合運びだよ。すごいなあ」とチャンピオンに大きな拍手を送る管理人。山中慎介選手が左ストレートを打てば、いつでも当たりそうな雰囲気になってきました!
山中慎介選手がディエゴ・サンティリャンを完璧にコントロールして、迎えた6ラウンド1分。山中慎介選手の左ストレートがクリーンヒットし、ディエゴ・サンティリャンからダウンを奪います。ダウンから立ち上がったディエゴ・サンティリャンは6ラウンドを何とか耐え抜きましたが、ダメージがめちゃめちゃ深いですね。ディフェンスするだけで精一杯の状況です。
7ラウンドに入ると、山中慎介選手が右ジャブを連打して、ディエゴ・サンティリャンを誘います。懸命に応戦するディエゴ・サンティリャン。しかし、7ラウンド30秒、山中慎介選手の狙いすました左ストレートがクリーンヒットし、ディエゴ・サンティリャンから2度目のダウンを奪います。
すぐに上半身を起こしたディエゴ・サンティリャンですが、戦意を失ってしまい、立ち上がることができません。試合は、10カウントで勝負あり。山中慎介選手が全勝チャレンジャーのディエゴ・サンティリャンに7ラウンドKO勝ちを飾り、8度目の防衛に成功しました。
山中慎介選手がディエゴ・サンティリャンに何もさせず、防衛に成功しましたね。ディエゴ・サンティリャンはダメージを抱えながらも「ヤマナカが出てきたら、右を打とう」とワンチャンスにかけていたと思います。でも、山中慎介選手は「焦らなくても、いつでも倒せるから」って感じで、深追いすることなく、反撃のチャンスをゼロにしながら、ダメージを与え続けていました。
「サンティリャンは勇敢で悪いボクサーじゃないと思うけど、何か飛び抜けた武器がないと、山中選手には、太刀打ちできないね。格の違いが思いきり出ちゃってるもん。いつでも倒せる強さと自信がすごいなあ」と感じたチャンピオンの圧勝でした。王座統一戦に期待です!
山中慎介選手とディエゴ・サンティリャンの試合結果
試合結果 | 山中慎介選手の7ラウンドKO勝ち。 |